真に構築すべき「ステークホルダー資本主義」を提唱する。人類の経済活動が地球を壊す「人新世」の時代。異常気象が日常化したのは、「経済は全てを癒やす」「経済成長は常に目指すべきこと」という強欲な資本主義のせいなのか。現在の株主至上主義を是正する「ステークホルダー資本主義」を解説し、さらに「地球環境」「未来世代」を視野に入れた新たな資本主義のかたちを論じる。第1章 「ステークホルダー資本主義」への脚光第2章 コロナ禍で感じたこと・考えたこと第3章 「経済」を相対化して眺める第4章 新たな視界を獲得する第5章 気候変動がもたらす危機の時代第6章 慎みへと回帰し居住まいを正す第7章 現在世代から未来世代へと重点を移す第8章 カーボンニュートラルで変わる産業と企業第9章 「ステークホルダー資本主義2・0」における政治・政策第10章 金融と「ステークホルダー資本主義2・0」を整合させる真に構築すべき「ステークホルダー資本主義」を提唱する。人類の経済活動が地球を壊す「人新世」の時代。かつての異常気象が日常化したのは、「経済がすべてを癒す」「経済成長は常に目指すべきこと」という強欲な資本主義のせいなのか。株主利益の最大化を目的とする資本主義のあり方を是正する「ステークホルダー資本主義」を徹底解説し、さらに「地球環境」「未来世代」を視野に入れた新たな資本主義のかたちを論じる。翁 百合氏推薦!(本書の特徴)●「ステークホルダー資本主義」とは何かが、基礎からよくわかる。●SDGs(持続可能な開発目標)を理解できる。●昨今のSDGsブームの問題点を指摘。●経済が気候変動に与える影響を詳細に分析し、現実的な解決策を提示。【著者略歴】足達英一郎(あだち えいいちろう) ESGアナリスト。株式会社日本総合研究所常務理事・未来社
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