JPY ¥968
大切な人が余命を告げられたとき、周りは何ができるのか。在宅医療と病棟での緩和ケアに携わる医師である著者は「家族や友人だからこそ、できるケアがある」と説く。本書では「身体が痛むときは家事をさせた方が良い」「息苦しいときはうちわで扇いであげる」といった具体的なケアに始まり、死に向かって起こる体や心の変化、最期を迎える場所をどう決めるかなどを専門家の立場から解説。死ぬことは苦しいことばかりではない。病を得た本人も家族も納得し、笑顔で送り出せる「素敵なご臨終」を迎えるために、知っておきたいことをやさしく紹介する。第1章 大切な人がつらいときにあなたがしてあげられること(「安静」の誤解;モルヒネの誤解 ほか)第2章 大切な人は何をつらいと感じているのか(身体的なつらさについて知る―痛みだけでない、多様な身体症状;精神的なつらさについて知る―当たり前のつらさから、病的なうつ病まで ほか)第3章 病によって最期の過ごし方は違う―後悔しないために、四つの死に方を知っておく(終末期の過ごし方を決めるために;がん患者の場合 ほか)第4章 最期を迎える数週間前から数日前の変化を知っておく(最期を迎える数週間前から起きる八つの変化;最期を迎える数日前から起きる八つの変化)第5章 大切な人を楽にする緩和ケア11の技術(痛み止めは時間を決めて、弱いものから順に―WHOが定めたがんの痛みを取るための決まり事;痛み止めは痛くなる前に予防で使う―痛みを緩和するのは、日常生活で困らないようにするため ほか)大切な人の余命を前にしたとき、家族や周りができることとは。心のケアから、実際の痛みを知る方法まで、緩和ケアの第一人者が解説。   Honya Club.com


JPY ¥1,430
命の終焉に寄り添う家族はいちばん重要な「おくりびと」。余命を告げられた日から家族ができることとは。1 もう病院では治せないと言われたら(余命の根拠となる「事実」と「解釈」を分けて考える;本当はどうしたいのか急かさず本音を探る)2 終の棲家を選ぶときは(ケアをつづける家族も無理なく過ごせる療養先を選ぶ;介護のスタイルはニーズでその都度かえていく)3 やり残しをなくすために(「やりたい」「行きたい」「食べたい」「会いたい」をかなえる;「ありがとう」と言い合う時間をつくる)4 最期まで寄り添うために(「痛い」「つらい」という言葉の裏にある真意をくみとる;最期の選択を迷ったら、本人がのぞんでいたことに立ち返る)5 燃き尽きてしまわないために(思い残すことがないように時間をかけてお別れをする;1年かけてじっくりと自分の心と体をケアする)命の終焉に寄り添う家族は、いちばん重要な「おくりびと」。本書では、余命を告げられた日からどうその本人の医療や介護、看取りに向き合うのかを紹介。家族が直面する問題を時系列に解決する。   Honya Club.com