九州北部、佐賀県神埼郡の吉野ヶ里遺跡で、弥生時代では世界最大級の環濠集落が出土した。楼観、城柵、高床式倉庫群の跡、甕棺の列埋葬のほか「王族墓」からは豪華な銅剣や管玉も見つかった。また日本最古の銅剣の鋳型や絹織物など興味ある出土品も多い。それは古代人の生と死の世界の出現であり、『魏志倭人伝』が記す国大乱や卑弥呼が統治した「邪馬台国」をも彷彿させる。この、歴史の闇を切り拓いて古代日本誕生期の謎に迫る「吉野ヶ里王国」とは?ベールを脱いだ世界最大の環濠集落(V字形環濠;邪馬台国時代の「クニ」眼前に!!;『倭人伝』の世界・吉野ヶ里王国のイメージ;遺構が物語る『倭人伝』)私たちの町は邪馬台国だった?(呪力を持つ飾り金具・巴形銅器;土器に光る美のセンス;いろいろな器具;装飾と儀礼)検証・吉野ヶ里遺跡(『魏志倭人伝』に邪馬台を探る;大陸からの道;吉野ヶ里の実像を求めて)『魏志倭人伝』(読み下し文)権力の象徴 王族を葬った巨大墳丘墓息をのむ豪華な副葬品宝器を抱いた甕棺「始祖王」の棺?人骨が語る倭国大乱発掘作業風景ミステリーゾーン・日吉神社吉野ヶ里の四季吉野ヶ里ガイド佐賀県の弥生時代主要遺跡古代、蘇る!―吉野ヶ里遺跡発掘取材記(吉野ヶ里遺跡・これだけある日本一、日本初;吉野ヶ里遺跡・キーワード;吉野ヶ里遺跡・関係年表)
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