JPY ¥6,820
一人の死者に対して位牌を複数作り、子ども達に配る「位牌分け」。従来、祖先祭祀は父系的な家制度と不可分とされてきたが、分与された位牌は妻方・母方のものも等しく祀られる。家の枠組みを越えた「位牌分け」の論理とは何か。他家の位牌を持ち込む女性の地位・帰属にも注目し、祖先祭祀の通念と、葬送儀礼の担い手としての家族の在り方を再検討する。序章 「位牌分け」研究の意義第1章 「位牌分け」の分布と地域的特色第2章 「位牌分け」と祖先観―群馬県吾妻郡中之条町の位牌祭祀第3章 「位牌分け」と忌中習慣―静岡県伊豆・駿東地方の忌中慣習第4章 葬後供養と忌掛かりの親族―山梨県の親念仏とオカエリジンギ第5章 葬送儀礼と家族・親族の再編―福島県東白川郡矢祭町のオヤジマイ終章 「位牌分け」からみえるもの一人の死者に対して位牌を複数作り、子どもたちに配る位牌分け。家の枠組みを超えた位牌分けの論理とは何か。他家の位牌を持ち込む女性の地位・帰属にも注目し、祖先祭祀の通念と家族のあり方を再検討する。   Honya Club.com


JPY ¥671
東武浅草駅のコインロッカーから、位牌の入った木箱が発見された。位牌には名前と十日先の日付が入っており、箱の底には特急スペーシアの写真もあった。予告殺人を警戒した十津川警部と亀井だったが、その期日に特急「きぬ135号」の車内で男の死体が発見された。男は位牌に名前のある梅原誠だった。そして、今度は上野駅で位牌が見つかる。さらなる警戒も空しく、位牌に記載された坂西洋一郎が予告通りにカシオペア車内で殺害されてしまった。捜査は難航したが、十津川のひらめきにより容疑者が浮上。犯人の狙いは!?次の標的を防ぐことができるのか。連続予告殺人に十津川警部が挑む! 東武浅草駅のコインロッカーから、位牌の入った木箱が発見された。位牌には名前と10日先の日付が入っており、箱の底には特急スペーシアの写真もあった。予告殺人を警戒した十津川警部と亀井だったが、その期日に特急「きぬ135号」の車内で男の死体が発見された。男は位牌に名前のある梅原誠だった。 そして、今度は上野駅で位牌が見つかる。さらなる警戒も空しく、位牌に記載された坂西洋一郎が予告通りにカシオペア車内で殺害されてしまった。 捜査は難航したが、十津川のひらめきにより容疑者が浮上。犯人の狙いは何なのか!?次の標的を防ぐことができるのか。   Honya Club.com


JPY ¥26,400
論文篇(両部神道の歴史と玉水流;西福寺とその周縁―附、関連年表;神道潅頂道場の荘厳―西福寺所蔵支具類の検討から ほか)目録・翻刻篇(特論 玉水流資料総覧攷;玉水流資料集)資料紹介(高幡不動尊金剛寺蔵『御流神道口決』翻刻・解題;遍照山西福寺蔵『御流神道潅頂用意』翻刻・解題)活済による近世神道灌頂の復興の動きが解る西福寺と高幡不動に跨がる玉水流資料に関し特集。玉水流の伝書目録を付録する。カラー口絵4頁。◎ 目次総論・・・・・伊藤 聡論文篇 第一章 両部神道の歴史と玉水流・・・・・伊藤 聡第二章 西福寺とその周縁――附、関連年表・・・・・八幡尭文第三書 神道灌頂道場の荘厳――西福寺所蔵支具類の検討から・・・・・鈴木英之第四章 御流神道玉水流『御流神道横印信集』の形成――『神道印信類聚 大師流』との比較を通して・・・・・大東敬明第五章 神道灌頂再現考――正通寺蔵「神祇灌頂軌」を基として・・・・・稲谷祐慈目録・翻刻篇《特論》玉水流資料総覧攷・・・・・中山一麿玉水流資料集 〈責任編集〉伊藤 聡・中山一麿・木下佳美目録・解説翻刻『西福寺後住願書草案』・『乍恐書付を以奉願上候』・『譲証文之事』・『〔神道灌頂執行願い出文書三通写し〕』・『神道諸作法并口伝等聞書』・『神道灌頂西福密寺記録』・『城州淀勝寿院快弁上人伝』・「過去帳并序 西福寺」抜粋 附「西福寺活済上人之伝」・『摩尼遍照山西福教寺来縁巻』・「西福寺本堂半鐘刻銘」・「活済位牌厨子刻銘」・「実済位牌銘文」・「賢済位牌銘文」資料紹介高幡不動尊金剛寺蔵『御流神道口決』翻刻・解題 〈翻刻〉木下佳美・小宮俊海・向村九音・鈴木英之・有賀夏紀・木下智雄 〈解題〉伊藤 聡遍照山西福寺蔵『御流神道灌頂用意』翻刻・解題 〈翻刻〉伊藤 聡・有賀夏紀・柳瀬千穂   Honya Club.com


JPY ¥1,388
阪神大震災の『忘れえぬ記憶』から。歩けば歩くほど悲しみにぶつかった。被災地を最も克明に取材したジャーナリストが書き下ろす、甦れ、街よ、人よ。お父さん不眠不休力道山のガウンメリケン地蔵コロ一人息子愛のミニバイク位牌神戸港散歩道〔ほか〕   Honya Club.com


JPY ¥2,640
比較家族史学会の研究叢書〈シリーズ家族史〉の1冊。日本社会の現代化にもかかわらず、祖先祭祀は色あせず新たな意義を加えて継承されている。いま、なぜ祖先祭祀なのか?現代的視点から問題に迫る多彩な論考。第1部 祖先祭祀の文化比較(韓国と台湾の位牌祭祀;各地の漢人社会における均分相続と祭祀;沖縄の「先祖」)第2部 現代における祖先祭祀(現代における先祖祭祀の変容;〈見える他界〉としての墓;家族構造の変革と民法上の祭祀条項;民法上の基本的家族構造と祭祀条項)第3部 歴史のなかの祖先祭祀(中世の「家」と祭祀;武家社会成立と氏寺・墓寺;寺檀関係と祖先祭祀;福田報告への二,三の指摘;「祖」の意味について;祖先尊重は輸入によるか)   Honya Club.com


JPY ¥1,602
第1章 家運墓相学の基本と開運の絶対条件第2章 中山通幽尊師が説く「墓の教え」第3章 墓参の心得四ケ条と無縁墓心得八ケ条第4章 事業発展の根、それが会社墓である第5章 墓の要注意事項と仏壇と位牌の心得第6章 先祖供養、縁組、家庭円満を上手に行なうための家運墓相学第7章 これだけは気をつけてほしい家運とその理由第8章 不幸を招いた三つの実例   Honya Club.com


JPY ¥1,068
すでに、癌罹患の著者は死に抵抗しながら、死にたいひとの孤独と心のきずなを模索する。死にたいあなたはちょっと待て。「まつごの入れ歯」「アタマにきく薬」に続く第三集。死にたい人びと人殺しのこと犬の位牌かけだし時代の医療過誤気になる言葉スポーツの害ヘンな患者スカトロジーあなたの名前霊感学習医療催眠法   Honya Club.com


JPY ¥2,200
亡くなったときから葬式、ナンカスーコー(週忌)、ニンチスーコー(年忌焼香)、トートーメーのまつり方からつぎ方まで、沖縄の葬式と法事と位牌のすべてがわかる。Q&Aも収録。    HMV&BOOKS online


JPY ¥3,080
霧の奥の修験の剣を発掘。江戸中期、上州赤城山麓に飄然と流れついた一人の老武芸者。医に通じ、農法に長け、小さな家ならひとっ飛び。剣を取っては歯の立つものはなく、人々は天狗さまと呼んだ。試合をしても相手を立て、決して血を流さず、敗れたものはこぞって教えを乞うた。名は楳本法神。本姓は富樫氏。位牌から136歳まで生きたことが明らかになる。弟子の深山の房吉は江戸第一の剣豪・男谷精一郎をたじたじとさせたが、法神は剣難の相を危ぶむ。房吉は後に鉄砲で撃ち殺された。埋もれた剣仙上州と坂東武士新陰流々祖上泉信綱裏方新陰流今牛若丸富樫政武武者修業と廻国渡航童心の夢法神流概論法神流奥義〔ほか〕   Honya Club.com


JPY ¥4,180
直葬・墓じまい・孤立死・無縁社会などのニュースが流れ、伝統的な死者儀礼の衰退・崩壊が喧伝される現在。眼前で勃興し、一方で消滅しつつある、これら死者儀礼の実態・制度・観念を取り上げ、歴史的把握を試みる。1 新たな葬送への模索(新たな死の共同性;デジタル時代の弔い方;引き取り手のない故人の葬送と助葬制度 ほか)2 前代慣行の継承と変容(位牌・墓標と葬送;両墓制の終焉と伝統の護持;改葬制度の史的展開―「墓じまい」に至るまで)3 墓地と納骨堂の近現代(近代公共墓地の成立と変遷―大阪の都市史としての墓地;昭和初期の「永代供養墓」構想―田中智学と細野雲外;希望は、納骨堂―昭和戦前期における墓の将来構想 ほか)死者儀礼が大きく変化している、と言われて久しい。ニュースでは、直葬・墓じまい・孤立死・無縁社会といった用語が流れ、伝統的な死者儀礼の衰退・崩壊が喧伝される。今現在われわれの眼前で勃興し、一方で消滅しつつある、これら死者儀礼の実態・制度・観念を取り上げ、このような現状を招来した経緯について、歴史的把握を試みた注目の書。   Honya Club.com


JPY ¥1,760
なるようになる染みなき命890000の一人セーラー服とレモネードろまんちっく自転車が沈む川Y田くん明るいダメ雨染みの世界地図生きる力僕らの結婚記念日サプライズゲスト明日をください一つの位牌てんぐ連短い短い一日   Honya Club.com

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JPY ¥1,430
敗戦直後の焼け跡・東京で、ウニ三という正体不明の男がどぶにはまって変死。その位牌はまるで死のバトンの如く引き受けた男達につぎつぎと無造作な死を招き寄せる。絶対的価値が崩壊した後、庶民はいかに生き、いかに死んでいったか?独白体、落語体、書簡体等、章毎に文体を変え、虚無と希望の交錯する時代を活写。『軍旗はためく下に』の戦争テーマを深化した純度高い傑作。吉川英治文学賞受賞。   Honya Club.com


JPY ¥1,760
御嶽、門中、シジ、一番座、西と東、家系図、トートーメー、グソーニービチ、預かり位牌など、今の沖縄の日常生活に息づくしきたりや慣習を、民俗学の視点で読み解く。    HMV&BOOKS online


JPY ¥576
プレヴェールの詩「朝食」の5人の異なる翻訳に触れ、各人各様の違った世界に驚き、女性詩人・天野慶の初期のいじめを扱った作品と、明るさと柔らかさを持つ数年後の作品の比較から、裏にある彼女の軌跡へと思いを馳せる。著者の豊かな教養と感性が、読者を新たな出会いへと誘う詩歌ワールド、待望の第3弾。「朝食」プレヴェール/内藤濯訳・「朝の食事」プレヴェール/小笠原豊樹訳・「朝の食事」プレヴェール/平田文也訳「朝の食事」プレヴェール/北川冬彦訳・「朝の食事」プレヴェール/大岡信訳「手回しオルガン」プレヴェール/大岡信訳「おくじょう/中学二年、ふゆ」他天野慶「白木の位牌」「しっぽを捨てる」「非」木村信子「非」「ひつじ」「花火」「真珠売り」木村信子「旅商人の妻のうた」李白/奥平卓訳「アリカンテ」プレヴェール/村松定史訳「あしひきの」柿本人麻呂他/佐佐木幸綱訳・「五月闇」藤原実方「花の色は」小野小町/橋本治訳〔ほか〕   Honya Club.com


JPY ¥858
博打好きの…あの"お方"が生きていた!? 新鮮組系鳴戸組二代目・龍宝の仕業に見せかけて、コルレオーネを狙撃させたジュチ…。そうとは知らないコルレオーネ一家のドンファンは、狙撃犯を捜しに鳴戸組に押しかける。そして、ここには龍宝がいないと見るや、初代鳴戸親分をまつった仏壇の遺影と位牌を銃でぶち抜く。怒り心頭の龍宝は、単身、シシリアン・マフィアとの対決の場に! そこで、ドンファンとサシの勝負をすることになるが―――!!? 【編集担当からのおすすめ情報】 TVドラマ化ほか言わずとも知れた、コミックス累計4500万部超のメガヒット長編コミック。2013年春に完結してからも、第42回日本漫画家協会賞大賞受賞した超ビッグタイトル『静かなるドン』がここに「小学館コミック文庫」として"初の"完全文庫化! お買い得なヴォリュームあふれる全19話収録。この21巻では、なんと!亡くなったはずの…あの大人気キャラが生きていた!?…必見の巻です。絶賛発売中の!新田氏が新たに放った"問題作"BC『隊務スリップ』第1集共々、よろしくお願いします。(※こちらの第2集は10月末発売です!!)   Honya Club.com


JPY ¥1,708
遠州各地にむかしから伝わる不思議な話、怖い話、隠された話話題を呼ぶ秘話を満載。1 獄死者土葬の墓地に火の玉―西来院西北の松林にあった供養塔2 渡世人・小松村の七五郎小伝―紹隆寺に位牌・後裔の家に遺品の刀3 鼠小僧次郎吉の供養塔―犀ケ崖に「教覚連善居士」の石碑4 国領屋亀吉と山本政五郎(小政)―板屋町の真道山大聖寺に侠客の墓碑〔ほか〕   Honya Club.com


JPY ¥2,200
近代化の波のなか、民俗社会の危機的な状況に浮上したさまざまな事件―血税一揆、トラホーム、狐憑き、座敷牢などを軸として、変容する民衆の心性・コスモロジーと、それが国家による「死の共同体」へと統合されていく過程を透視する転換期の精神史。1 "迷信"と感情教育(「血税一揆」の民俗的心性;トラホームと感情教育)2 狐憑きから「脳病」「神経病」へ(狐憑きの民俗;精神医学の狐憑きへの視線;「脳病」「神経病」のイデオロギー)3 座敷牢と幻視する霊魂(座敷牢の生産;狐憑きから妄想へ;出口なおの近代/日常性批判)4 近代日本と霊魂の行方(位牌の漂泊;霊魂の近代)血税一揆、トラホーム、狐憑き、座敷牢などを軸として、変容する民衆の心性・コスモロジーと、それが近代国家による「死の共同体」へと統合されていく過程を透視する転換期の精神史。   Honya Club.com


JPY ¥1,650
禅寺の木魚や梵鐘など、さまざまな道具と法具の世界。それらはいったいどういうモノたちなのだろう。禅を禅たらしめているモノタちの真の姿とは。その成り立ちと由来をめぐって、禅の魅力を豊かに語る。1 鳴らす(引磬(引〓(いんきん))―「チーン」の音に導かれて;木魚―読経のリズムを調える ほか)2 着る(法衣―僧侶の衣服;袈裟―和尚さんの身体をつつむ大きな布 ほか)3 行ずる(剃刀―髪を剃る;持鉢―修行僧の食器 ほか)4 荘厳る(香―お寺にかかせない香りと煙り;位牌―たましいの拠りどころ ほか)禅寺の木魚や梵鐘など、様々な道具と法具の世界。それらは一体どういうモノたちなのか。禅を禅たらしめているモノたちの真の姿とは。その成り立ちと由来をめぐって、禅の魅力を心豊かに語る好著。   Honya Club.com


JPY ¥1,760
葬儀の途中で僧侶に着信音、でも喪主が大喜びしたわけは?親一人子一人で親の突然死、一人残された子どもにかける言葉は…。葬儀の六年後に届いた手紙、そこに書かれていたのは…「またひとりお亡くなりになりました。お引き取りお願いします」だれでもが迎える死。最後の訣れを悲しいだけにしない丁寧なお見送りの"おくりびと"。好評、やさしさに包まれる葬儀にまつわる物語続編。儀(レクイエムは六甲颪;さよなら先生!またね!! ほか)式(あの世でも言いつづけてや;父のあとを追って ほか)送(歌詠みナース;驕りたしなめる栞 ほか)祭(書き直した位牌;命を助けた葬式 ほか)   Honya Club.com


JPY ¥6,248
親鸞によって開かれた真宗は反民俗性が強いと言われてきた宗派だが、近年、仏教民俗学の分野から、その基層に民俗信仰が存在するということが指摘されている。本書は、真宗における位牌や墓制、オソーブツ習俗と仏壇、門徒村の講組織などを取り上げ、フィールド調査や絵画資料などを通して、真宗と民俗との関係を新たな視点から解明した注目の書。序章 真宗と民俗―問題点と課題第1章 真宗と祖先崇拝(真宗の民俗性と反民俗性;「無墓制」と真宗の墓制;真宗門徒の葬送儀礼;オソーブツと真宗仏壇の成立)第2章 門徒の村と民俗(能郷の民俗と真宗門徒;輪中の村と真宗門徒)第3章 近世尾張の真宗門徒と講(名古屋御坊の再建と門徒;尾張門徒と講)   Honya Club.com


JPY ¥1,760
最後にして最凶の恐怖があなたを襲う。生き延びられるか…。十年の集大成!身震いが止まらない実話怪談99本。ビー玉線香孫「違う」トントンお化け口ゲンカ十三回忌位牌マンガの本名刺〔ほか〕大好評実話怪談シリーズ『九十九怪談』の最終巻にして最恐の第10弾。不思議な力を持つ祖父と一緒に体験した怪異の数々、森林公園のログハウスに泊まった十人が過ごした恐怖の一夜などを紹介!   Honya Club.com


JPY ¥2,200
スーコー(葬儀・ナンカスーコー・ニンチスーコー)(亡くなったときから葬式まで;ナンカスーコーからニンチスーコーまで)お墓参り(ジュウルクニチー(十六日祭);シーミー(清明祭) ほか)トートーメー(仕立て方からつぎ方)(トートーメー(イフェー・位牌);イフェーのまつり方とつぎ方)スーコー・トートーメーQ&A(死者はすべて逆さまにするわけは?;みそと塩をそなえる理由は? ほか)亡くなった後の手続き(国民年金と厚生年金の手続き;健康保険の手続き)   Honya Club.com


JPY ¥1,214
レヴァイン&シカゴ響/ドヴォルザーク第7&9番 レヴァインの現代的な感覚とシカゴ響のヴィルトゥオーソぶりが組み合された名演。ボヘミア風の土臭さやチェコの民族性、あるいはアメリカ・インディアンの民謡的要素よりも、ブラームスの位牌を継ぐシンフォニスト・絶対音楽作曲家としてのドヴォルザークの側面に光を当てています。有名な「新世界」第2楽章のコールアングレのソロもすっきりと吹かせ、ドヴォルザークの音楽か   HMV&BOOKS online


JPY ¥417
父の位牌と古ぼけた1枚の写真を手に、ソウルへと向う。かつて海浜入学を志しその折、父が朝鮮人であることを知って以来35年…。ソウルの街から大田から、叔父が叔母がいとこたちが集ってくる。温かく、懐しい,初めての"再会"。すばる文学賞受賞作。   Honya Club.com


JPY ¥2,093
落語国の住人たちがくりひろげる笑いの醍醐味。名作百話を興趣あふれる豊富なイラストとともに収録。赤垣源蔵あかにしや朝友東男あた棒あんま小僧石返し居残り佐平次位牌屋入れ目の景清浮世根問い縁切り榎おいはぎびっくりお猿旦那お産目出度やお世辞親売り親の無筆開帳きゃいのう〔ほか〕   Honya Club.com


JPY ¥1,430
御先祖を正しくお祀りするために。人間は死んでも死なない―死後の生活はかくの如く在る!人間・神の子、無限生命の立場からはじめて説き明される先祖供養の意義と実際のすべて。位牌・仏壇・神棚・お墓などの正しい祀り方は?祖先の宗教と和解するには?誰もが持つ疑問、悩みに懇切丁寧に答える宝典。第1部 原理篇(祖先の仏性を開顕するために;祖先の祭祀及び供養に関する諸問題;霊と霊魂について)第2部 実際篇(霊波の感応による運命の形成;質疑に答える;先祖供養による奇蹟的体験例)先祖の供養はなぜ必要なのか? どのように供養すれば良いのか?先祖供養の意義と実際のすべて一家に一冊、家庭必備の一大宝典先祖供養を通して、「人間の実相」が本来神の子であり無罪であるという宗教の根本義を平易に説く、人生を明るく過ごすための必読の書。「大地は神、根は祖先、幹は父母、自分は枝であって、その枝に繁唱の花が咲くには根となるべき先祖を培わねばなりません」(169ページ)生長の家創始者である著者は先祖供養の意義を説くにあたって、このように「家」("霊の継続"の系譜)を一本の木にたとえています。もしあなたが繁栄の花を咲かせたいと望むならば、まずは正しい先祖供養を行う必要があるということです。本書は「原理篇」と「実際篇」から成っていて、「原理篇」では、先祖供養がなぜ現在のあなたの人生を支配するのかを学ぶことができます。そして「実際篇」では、先祖供養に関する問題の解決方法が、一問一答形式で具体的に示されているので、先祖供養を実行に移す際の手引きとなります。「どうしてお供物をするのか」「位牌はどのように作るべきか」等々、ひもとけば先祖供養をする上で知っておきたいことばかりの一大宝典です。先祖供養のみならず流産児や子供、自分の兄弟姉妹等への   Honya Club.com


JPY ¥1,650
荒廃した墓は霊障を呼ぶ。大行満が明かす墓・仏壇・位牌。成仏の世界。修験による悟り霊障の根源となる墓墓地の基本墓の霊障とは何かカロート(納骨堂)の重要性新しい墓を建てる時霊魂の存在と建墓霊魂と仏壇の関わり   Honya Club.com


JPY ¥1,540
『信長公記』は、天下統一を目前にして散った織田信長の一代記である。信長の家臣・太田牛一がその著者であり、信頼性が高い史料として、歴史家から重宝されている。信長と同時代に生き、信長と接した牛一は、「天下人」信長をどのように描いたのか。本書は、『信長公記』の原文に解説を加え、近年の「信長研究」の成果も盛り込みながら、信長の生涯と人物像を分かりやすく解説したものである。織田家とはどのような家だったのか?信長の初陣はどのようなものだったのか?青年・信長はうつけだったのか?信長はなぜ父の位牌に抹香を投げつけたのか?強大な敵を圧倒する信長の作法とは?青年・信長はどのように合戦したのか?弟はなぜ兄・信長に背いたのか?武田信玄は信長をどう評価したのか?桶狭間の戦いは、なぜ信長が勝つことができたか?一五五九年、信長はなぜ上洛したのか?〔ほか〕   Honya Club.com


JPY ¥9,680
本書は仏事を営むときに目にする仏像、仏具をきわめて平易な言葉で解説を試み、難解な仏教の教えに迫った教養書である。第1部 仏さまの心とかたち(ご本尊とは―宗派・寺による千差万別;脇侍と眷属―ご本尊の名補佐役;シンボルとしての印―仏さまの役割分担を理解しよう ほか)第2部 仏壇・仏具と日々のおつとめ(無仏像時代から家族みな合掌の時代へ;「台」「壇」「席」「座」の相違とは;仏堂・仏壇・位牌を飾るための仏教思想 ほか)第3部 戒名・法名・俗名と位牌(戒名はこの世の修行者のためのもの;忌み名・贈り名の慣習と出家・在家;位号の分類―「居士」「大姉」「信士」「信女」 ほか)第4部 在家仏教信者の供養と行事(仏教行事・先祖供養と日本人の暮らし;中陰・祥月命日・年忌法要の習慣とは)   Honya Club.com


JPY ¥1,430
1章 霊の世界(死んだ人が集まるトンネル;お堂の古いお札のたたり;命をほしがる少女;緑の沼の怪事件;あなたは信じるか―その1)2章 私は襲われた(保健室で寝ていたのは誰?;おじいちゃんの家のトイレの恐怖;子猫のたたり;あざだらけの少女;あなたは信じるか―その2)3章 恐怖の時間(死んだはずのおばあさん;学校の土偶が動いた!;のろいの位牌;あなたは信じるか―その3)4章 おそろしい夜(トイレの鏡の中の女;柱をガリガり引っかく霊;花火の夜の事件)お父さんと男ふたりのドライブに出かけ、山の中の細くうねった道を走っていると、古いトンネルが見えてきて…。霊の世界、恐怖の時間、おそろしい夜など、こわい都市伝説を収録。   Honya Club.com


JPY ¥2,750
位牌・戒名・塔婆・彼岸会などの葬送儀礼を中心に、宗派による違いや庶民の風俗にふれながら儀礼の由来・次第などを解説本編(下炬;異常死者の葬法;板塔婆;一本花;位牌 ほか)式次第資料編(開眼式(各宗派);結婚式(各宗派);在家勤行式(各宗派);授戒会(各宗派);葬儀式(各宗派))位牌・戒名・塔婆・彼岸会などの葬送儀礼を中心に、宗派による違いや庶民の風俗にふれ、儀礼の由来・次第などを解説。〈本編〉は50音順に項目とその解説を並べ、〈式次第資料編〉は各宗派別に儀礼次第をまとめた。   Honya Club.com


JPY ¥29,902
法名・戒名の選定にあたってその歴史的な由来や、宗派による特徴や違いなどについて祥述。法名・戒名にふさわしい用例を経典・論蔵・偈文などから選び、手本となるよう毛筆の写経体で収録。各宗派で使いやすいよう、通用・四季男女別・男女別等に分類し、五十音順に配列・位牌・各種塔婆・盆・彼岸・過去帳仏名他、寺院の年中行事に必要な書式手本を網羅。第1部 解説(法名・戒名について;本書の書体について)第2部 二字戒名字典第3部 四字戒名字典(男女通用;四季男女別;一般男女別)第4部 寺院書式手本   Honya Club.com


JPY ¥3,740
僧侶として石塔に深い知識をもち、一般檀家の建墓を仏教的に指導するために。曹洞宗の位牌と石塔、率都姿の意義と書式を解説する実用書。1975年刊「位牌・石塔・率都婆の心得と書き方」の現代表記版。〔初版のタイトル:位牌・石塔・率都婆の心得と書き方〕    HMV&BOOKS online


JPY ¥1,602
新しい時代に向けて、自分の意思で選び決定する葬式から、従来の葬式、そして遺言の書き方すべてわかる。1 死亡から葬儀の準備2 戒名から位牌3 葬儀‐出棺‐火葬4 葬儀直後の法手続き5 遺言と遺書―香典返し、相続、墓地6 法要7 墓と仏壇・仏具8 弔問の作法   Honya Club.com


JPY ¥692
彼岸への旅立ち―帰り道なきその船出に際し、心の旅支度が完全に出来て逝く者がどれほどあろうか。死を予期していても恐怖と未練を洗い流し、心の整理をつけることは難しい。ましてや突然の事故・災害で否応なく旅立った者たちの無念さは測り知れない。残していった者への情愛、そして恨み…此岸を離れてもきつく小指に巻き付いた執着の糸はどこまで行っても切れることはない。この糸が切れるまでは、死んでも死にきれない。けして浮かばれないのだ。無念の炎に抱かれた死者の魂はこの世に舞い戻り、生者に強烈なメッセージを送ってくる。恨みをはらそうとする恐怖の怪現象、愛するものへの吉作用の不思議現象。そして時には、彼らが果たせなかった何かを遂行してほしいという「依頼」が届くこともある。これはそんな死者からの戦慄の頼み事である…。事故の記憶戦争の残滓彼岸の言伝て気配ありシモジモの訴え遺託―位牌の遺言   Honya Club.com


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ヒマラヤの人類学的ドラマ―タカリー族の文化変容に見る(飯島茂)病気治療者としてのムラグイ―ケニア・タイタ族の事例から(坂本邦彦)19世紀ジャワの共同体的土地所有をめぐって(郷太郎)ハウサのイスコーキー祭祀(中村博一)[人と学問]野口武徳(大本憲夫;山本質素)親―子関係を巡る集団性の表出の位相―北部マダガスカル ツィミヘティ族に於けるフィアナカヴィアナ考(深沢秀夫)中国華北平原の雨乞い―中国山東省の二つの村落の事例を中心に(中生勝美)位牌祭祀の操作的側面―沖縄本島東村の事例(喜山朝彦)ギルミティヤの社会史へ―フィジー・インド移民社会研究の動向(棚橋訓)   Honya Club.com


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一草庵日記、最後の三日間のミステリー。生前の山頭火に可愛がられた貴重な生き証人である著者が、知られざる謎の数々に迫る。序章 行乞の俳人・種田山頭火第1章 山頭火の謎第2章 母の位牌の謎第3章 鉄鉢放浪記第4章 山頭火が飲み歩いた松山第5章 友   Honya Club.com

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平明にして透徹なる地へ。母の位牌を背に心のやすらぎを求めてさまよったはてに、たどりついた境地とは?熱心な真宗門徒の家に生まれ育った山頭火の回帰の足跡。ふしぎな縁西光寺波光亭ざんきの小父さん音はしぐれか仏典童話からこしのたび路ぱっと投げるわが心、水の如し俳句百年の中の山頭火行徳寺詣で〔ほか〕   Honya Club.com


JPY ¥1,595
日本人の宗教や死生観について考えるとき、すぐに仏教が連想され、戦前はもちろん、戦後もしばらくは影響力を保っていた儒教などは、もはや消え去ったと思われている。しかし、実はそうではない。私たちの宗教感覚の深層には、生命の連続を重んじる儒教が伏流となって流れているのである。それは、たとえば仏教独自のものと思われているお墓や位牌、祖先を祀る儀礼などの中に見ることができる。儒教の道徳性と宗教性の関係、その構造や世界観の紹介と分析を通して、日本人と儒教の深い結びつきを解き明かす。第1章 儒教の深層―宗教性(霊があると信じますか―新宗教のポイント;魂は"この世"にいる―霊能者が見る霊 ほか)第2章 儒教の構造(宗教性と道徳性と;儒教と現代と ほか)第3章 儒教の表層―道徳性(天と地と人と―礼の発生;誰のために愛するか―別愛と博愛と ほか)第4章 儒教の世界像(万物の中の人間;単位の成立 ほか)第5章 儒教から見た現代(臓器提供はあるのか―脳死・臓器移植の将来;皇室の祈り―"生命の連続"の表現 ほか)   Honya Club.com


JPY ¥781
謎の位牌を握りしめて、百合江は死の床についていた―。彼女の生涯はまさに波乱万丈だった。道東の開拓村で極貧の家に育ち、中学卒業と同時に奉公に出されるが、やがては旅芸人一座に飛び込んだ。一方、妹の里実は地元に残り、理容師の道を歩み始める…。流転する百合江と堅実な妹の60年に及ぶ絆を軸にして、姉妹の母や娘たちを含む女三世代の凄絶な人生を描いた圧倒的長編小説。謎の位牌を握りしめて、百合江は死の床についていた――。彼女の生涯はまさに波乱万丈だった。道東の開拓村で極貧の家に育ち、中学卒業と同時に奉公に出されるが、やがては旅芸人一座に飛び込んだ。一方、妹の里実は道東に残り、理容師の道を歩み始めた……。流転する百合江と堅実な妹の60年に及ぶ絆を軸にして、姉妹の母や娘たちを含む女三世代の凄絶な人生を描いた圧倒的長編小説。   Honya Club.com


JPY ¥1,650
過疎地に人を呼び込むための秘策!過疎化への対策は遅れている。現状を打破するための行政と住民の役割は。各地で人口減少にストップをかけてきた実践者ならではの具体的な提案を紹介。1 過疎の実態と地域行政・住民への提案(危機的な人口減少と少子高齢化;外国を含めた他地域の成功事例収集と行動がポイント ほか)2 後継者問題と嫁さん不足の解消法(地域の活性化は後継者と嫁さん不足の解消から;移住希望者を募り、将来的に跡取りにする ほか)3 地域全体で考え、取り組む姿勢を(後継者がいない家と田畑をどうするのか;先祖代々の「位牌を守る」は弊害か? ほか)4 人口増につなげた国内外の成功事例(日本にも当てはまると思える外国での成功事例;国際交流で地域おこし ほか)   Honya Club.com


JPY ¥1,980
彼らはなぜ茫々と路上生活を続けるのか。その生きる意味とこだわりを問う。第1章 聴き書き・なぜ彼らは路上生活にこだわるのか(望郷の岸辺―隅田川に響く命の音;仏壇と共に―妻の位牌を持ち歩いて三四年;心の森深く―生ある限り服を脱がない生き方;イチョウの木の下で―日比谷公園で生きた三六年間)第2章 「路上生活者実態調査」から(幻となった「平成11年度路上生活者実態調査」;東京の「路上生活者実態調査報告書」から見えるもの)第3章 路上生活者問題の動向   Honya Club.com


JPY ¥2,090
スナップ写真、服、ランドセル、学校の宿題やプリント、卒業証書、日記、ゲームソフト、位牌…。他人には「瓦礫」にしか見えなくても、誰かの思い出と暮らしの匂いが染みこんでいる。「死者の物」「生者の物」「既に亡くなった人の物」「返す側の物」「諦めるための物」「伝えるための物」が語る、津波という体験、そして被災者の「心」の問題とは?―宮城県石巻市の「津波拾得物展示会場」から考える。第1章 瓦礫の中の野球道具―こぼれ落ちないで、息子の記憶よ第2章 ランドセルの行方―手探りで始まった第3章 刻み続ける腕時計―そばにいて、守ってくれる第4章 泥にまみれた化粧品―返す人々、自らを失う人々第5章 さよなら、ペコちゃん―区切りをつけて、生きてゆく第6章 瓦のかけらを拾う教師―物を捜し、人を捜す人にとって物とは何か。物を捜すとはどういうことか。宮城県石巻市の「拾得物展示会場」から、亡くなった家族や自分自身の物を捜す人たち、様々な物を洗浄・修復・分類して返還する職員たちの思いを伝える。   Honya Club.com


JPY ¥1,100
巻頭グラビア ふるさとの四季をきりとる。会津人群像こころの風景巻頭エッセイ(私の徳一研究;早大野球部と斎藤佑樹君の活躍;ちょっと生真面目なソースカツ丼)特集 仏都会津(仏教文化を支えた遺跡とその背景―会津坂下町を中心に;恵日寺の文化財をさぐる;慧日寺金堂の復元;会津の仏像;会津藩における公儀御位牌所;会津藩士の眠る寺;会津の名僧・傑僧;会津戊辰戦争に関わる寺々;松峯山金川寺と大雲山観音寺の新しい事実;高寺山物語;蛇と弁天様)日本大学名誉総長・鈴木勝みんなの尾瀬を、みんなで守り、みんなで楽しむルポルタージュ 保科正之公生誕祭会津人が見た会津人・第九回 鵜川清一―最後の会津塗・丸物錆下地塗師「仏都・会津」事始赤ベコ茶屋こちら会津通信局9 ITを支える会津の教育精神   Honya Club.com


JPY ¥8,800
序章 高齢者をめぐる世代間関係第1章 高齢者をめぐる生活環境の変化第2章 高齢期における居住関係第3章 高齢期における扶養・介護関係第4章 高齢期における生活費第5章 位牌継承・財産相続第6章 血縁・地縁の相互作用第7章 高齢期における不満・不安構造第8章 沖縄における高齢者福祉終章 21世紀長寿社会への展望   Honya Club.com


JPY ¥924
儒教といえば、四角四面、堅苦しいイメージ。それは江戸時代以来、倫理道徳を強調した朱子学の影響にほかならない。しかし、儒教には、私たちに身近なもう一つの側面がある。たとえば、お墓、位牌、仏壇、そしてお盆やお彼岸といった先祖供養…。これらは本来の仏教ではなく、儒教に由来するものだ。儒教の歴史と展開を辿り、家族のあり方、冠婚葬祭、老後や死の迎え方など、日本人に深く根ざす、儒教のほんとうの姿をやさしく説く。はじめに―まず入塾テスト第1章 儒教はこうして生まれた第2章 儒教はすぐそばに第3章 儒教の深さ―宗教性第4章 儒教の強さ―道徳性第5章 現代人と儒教と―人生百年時代の生きる知恵古来、農耕民族として生きてきた日本人には、祖先を敬い、互いを尊重し、助け合うという文化が根付いていた。じつは、そのあり方は、儒教の思想と深く親和してきた。江戸時代の朱子学が倫理道徳を強く押し出したため、とかく、四角四面、堅苦しく受けとめられ、誤解も多い。本書は、儒教を歴史的に繙きながら、家族のあり方や冠婚葬祭、死の迎え方、祖先との向き合い方、老後の備えなど、儒教に学び、儒教を生かす、知恵とヒントをやさしく解説する。【主な内容】家族主義と個人主義/儒教のイメージ/血縁共同体/冠婚葬祭/盆など年中行事/儒教と仏教の相違/死後はどうなるのか/生命の連続/儒教の成り立ち/道徳と法/儒教の徳目/現代人と儒教   Honya Club.com


JPY ¥748
新任書院番として登城を心待ちにする鍋次郎に奇妙な出来事が起こる。町で出会った老武士が土下座して突然許しを乞うのだ。実は、鍋次郎は城内での理不尽な侮蔑に対する復讐を遂げた書院番の息子だった。育ての親がひた隠しにした本当の親の素顔とは?史実・松平外記刃傷事件、驚愕の真実が明かされる。将軍世嗣の住まいである西丸の書院番に引き立てられ心浮き立つ伴鍋次郎だが、両親は喜ぶどころか狼狽し、不安すら覗かせる。町で会った老武士には、初対面にもかかわらず「許してくれ」と土下座される始末。しばらくして、同じ老武士にこんどは橋の上で遭遇する。酔いつぶれかけていた老人は、鍋次郎の姿を認めるや否や何事かを叫んで橋から飛び降りてしまう。老人の名が「神尾五郎」ということまではわかるが、不審は募るばかり。そんな矢先、家で書物の整理をしていると、「鍋次郎」と記された自分の名前の位牌と、父の昔の日記を見つける。日記には、鍋次郎が生まれたころの記述だけが欠落していた。自分は養子だったのだ。ほかにも自分の出生に関して何か秘密があるにちがいない。意を決した鍋次郎は、義父の高萩惣吾のもとを訪ねる。疑念をぶつけた鍋次郎に、惣吾は鍋次郎の本当の父親「松平外記」の名を告げる。外記は惣吾の親友だったという。惣吾の口から、松平外記の時を超えた悲しい物語が始まった。傑作長編時代小説。   Honya Club.com


JPY ¥776
娘の結婚式当日、突然送りつけられた野坂家の位牌。送り主は継母。かつて「ぼく」が母として、女として、複雑な思いを抱いたひと―もつれ、からまりあう家族関係を、戦後の混沌とした風景のなかに描く。自伝的作品の決定版。   Honya Club.com


JPY ¥1,540
「行雲流水」―空を行く雲と流れる水のこと。といって行方定めぬ放浪や漂浪の旅をいうのではない。行く雲のごとく何ものにも執われることなく無心に、また流れる水にも似て、きまった形にこだわらない本当の意味での自由を体得するのが、行雲流水である。執着心がなければ、そのとき、そのところで、物に応じ事に信って行動できる。それが行雲流水の徳であろう。ひとりひとりの位牌ふく梅花ひらく目には青葉詩を漁るさらに抛つものもなし「父の日」後に転んでも、ただは起きぬ葉ざくら〔ほか〕   Honya Club.com


JPY ¥572
長い闘病生活の末に息子が逝った。その死の直前に「お母さん、死んだ後にも心が残るのか、その後の世界があるのかどうか、証明してみせるよ!」という言葉を残して。2週間後、仏壇の前で母が見たものは誰もさわっていないのに、いつの間にか動いている位牌だった。そしてさらに…!?生前の約束を果たそうとする死者の強い思いが現世に及ぶ表題作など、あの世とこの世が織りなす不思議な怪異譚全17編。息子が逝く直前に言ったのは「死後の世界を証明してみせる」…。二週間後。仏壇の中の位牌が動いていた……(「息子の証明」)。 恐怖の中にも、心を動かす話がある。怪談を超えた実話怪談全17話。   Honya Club.com


JPY ¥880
札幌市0円、千葉市6000円、名古屋市5000円、大阪市1万円なのに、東京23区民だけが5万9000円のバカ高い火葬代を払っている。これに東京人は気づいていない。なぜか?他にも東日本では遺族が遺骨をすべて引き取らねばならないが西日本では4分の1から3分の1しか引き取らなくてもいい。ゆえに骨壺の大きさがかなり違う。かように地域差が大きく大半の日本人は他所を知らない。葬式自体がどんどん減少し、おかしな葬儀、ロボット僧侶、誰も参らない墓が出現する現代、「格差」をキーワードに日本人の葬り方を考察。第1章 火葬格差―東京23区民だけが突出して高い火葬代を払っている理由第2章 遺骨格差―遺骨を墓に埋めるのは案外、世界でも珍しい第3章 納骨格差―なぜ東日本の人間は遺骨を持て余しているか第4章 骨葬とは何か―葬式は、火葬してからやるか、やってから火葬するか第5章 位牌堂とは何か―急速に意味を失う寺檀関係第6章 宗派格差―仏教式葬式の成り立ちと宗派ごとの違い第7章 本物の坊さんとは―戒律と僧侶の資格第8章 急増するおかしな葬式―過剰な演出が増える一方で簡略化する動きが第9章 墓参りしてもらえないおかしな墓―揺らぐ永代供養墓の意味   Honya Club.com


JPY ¥3,300
本書で扱ったテーマは、明治の改暦と年中行事、地方改良運動と民俗、神社合祀と復祀、宗教政策と葬制・墓制・先祖祭祀、戦没者祭祀と戦争をめぐるフォークロア、等々である。主として信仰を中心に据えながら、近代国家が推進した政策と民俗との対立・葛藤の様相、及び民俗が再編されつつ息づいてきたプロセスを調べた。各ゝのテーマに即したフィールドをベースに分析を試みたが、近代という特定の時間を対象とすることから、いわゆる古文書をはじめ、日記、行政資料、金石文を多用し、可能な限り聞き取りに基づく資料も援用した。扱う時代が時代だけに、聞き取りに基づく資料は補助的なものとならざるを得なかったが、双方の史・資料を用いることにより、民俗の展開過程をビビッドな形で把握できた。第1部 生活のリズムとその変化(明治改暦と年中行事―太陽暦受容の諸相;地方改良運動と民俗―「町村是」の分析から)第2部 神社祭祀・祖先祭祀(神社があるムラと神社がないムラ―神社合祀後における神社復祀の実態について;近代の神葬祭化と葬墓制の変容―河口湖町河口の事例から;位牌祭祀からみた「家」観念と祖先観―近代化の過程における変化)第3部 戦争をめぐるフォークロア(近代日本における戦没者祭祀―札幌護国神社創建過程の分析を通して;戦没者の慰霊と民俗信仰―福島県会津高田町の事例を中心に;天狗と戦争―戦時下の精神誌)   Honya Club.com


JPY ¥1,320
鑑定歴40年、政界・実業界・芸能界で絶大な支持を誇る大物占い師、平成の「最後の霊能力者」が語る、幸せになるための生き方指南。第1章 霊魂との出会い第2章 霊にとっての幸せ第3章 お墓と位牌は死者が寄りかかる場所第4章 前世、現世、来世のつながり第5章 運命と宿命第6章 天職、それは天命第7章 素心で生きる泉谷綾子の歩み夕刊フジ連載「透視力」で話題沸騰。各界に多くの信奉者を持つ大物占い師にして、平成の「最後の霊能力者」が贈る、幸せになるための生き方指南。著者の霊能力者としての側面とともに、霊魂からのメッセージを綴る。   Honya Club.com


JPY ¥3,740
曹洞宗の位牌とお墓、率都婆の意義と書式を解説した実用書。『曹洞宗行持の仕方叢書』12を現代表記にした新装版。初版発行から約70年を経た現在でも、宗侶のためになる内容を豊富に掲載。   Honya Club.com


JPY ¥1,430
人間・神の子、無限生命の立場から説き明かされる先祖供養の意義と実際のすべて。位牌・仏壇・神棚・お墓などの正しい祀り方など、誰もが持つ疑問・悩みに懇切丁寧に答える。1974年刊の新版。    HMV&BOOKS online


JPY ¥3,080
菊地章太/位牌の成立 儒教儀礼から仏教民族へ    HMV&BOOKS online


JPY ¥1,980
日本各地を歩き調査した豊富な体験をもとに、ヤマト中心の歴史を打破する。北海道(山丹服とアイヌ豪族)東北(放浪の先覚者;北海の準構造船;古代の福笑い;外人の羅漢像;金銅仏の祭神;最古の鉛筆;環状列石と温泉;平安期の埋没家屋;"敵"を告げた石鏃;守護神の人形;仔犬の埴輪)関東(馬飾りのある冠;古墳保存の伝統;石碑と寺跡;ゴボウと本陣;鈴と銘文剣;風土記の鉄〓;鉄観音の首;モース氏と貝塚;倭人の占い;北と南からの勢力)信越(ヒスイの原産地;人物瓦の主張;数学の絵馬)東海(模刻の仏殿;商売繁盛の梵鐘;近代工業の遺物;腹子持鯨の位牌)   Honya Club.com


JPY ¥880
燭台の灯が妖しく揺らめく位牌堂の中で、田中猛蔵に抱かれ法悦に浸る未亡人・和香の姿は、臈長けた肉の輝きに満ちていた。和香は、清原に娘・薫の不貞を告げられ、薫の身代わりで珠光寺の跡継ぎを身ごもるように迫られる。薫は夫に抱かれる母の熱い悦びに慄える歔き声を聞きながら、苦悶と錯乱に陥った。   Honya Club.com


JPY ¥2,640
「百敗院泡沫頑蘇居士」と戒名をつけた位牌に香を焚き、自ら「一周忌」を弔った蘇峰。新憲法は米国胤と断じ、東京裁判の欺瞞性も暴露する。巻末には「満洲国皇帝・溥儀との会見録」も付す注目の未公開日記。『頑蘇夢物語』九巻(皇室中心主義者の幻滅;日本国民について幻滅;自己幻滅 ほか)『頑蘇夢物語』十巻(ソ聯の日本内政干渉企図;米ソの対日目的;日本人の被同化的特性 ほか)『頑蘇夢物語』十一巻(降伏文書調印一周年とマッカーサー―その陳述に潜在するステーツマンシップ;日本は現在他力依存のみ 頼るは米国か、ソ聯か;誰れか明日の平和を保証する ほか)付録 満洲国皇帝・溥儀との会見録「百敗院泡沫頑蘇居士」と戒名をつけた位牌に香を焚き、自ら一周忌を弔った蘇峰。新憲法は米国胤と断じ、東京裁判の欺瞞性も暴露。巻末には「満洲国皇帝・溥儀との会見録」も付す注目の未公開日記、第3弾。   Honya Club.com


JPY ¥9,350
2 葬具論―その宗教的観念(塔婆;四門と仮門;位牌 ほか)3 葬儀論1―臨終儀礼(はじめに;仏教の臨終儀礼;民俗の臨終儀礼)4 葬儀論2―殯斂儀礼(通夜;発喪;霊供 ほか)柳田國男翁も為し得なかった?日本仏教民俗学"の研究方法を確立し、斬新な思索と豊かな発想で、日本庶民信仰史の未踏の領域を切り拓いた。主要書をはじめ、初公刊の論文などを含めた主要論文を集大成し、次代の日本仏教史研究、日本民俗学研究の可能性と指針を提示する。   Honya Club.com


JPY ¥2,310
位牌を知らない人はいない。けれどその由来となると知らないのがほとんどだろう。同じく、法事にしろ焼香にしろ数珠にしろ戒名にしろ、正坐にしても、なぜ、日本人に受け入れられたのか、正しく答えられる者は少ない。仏教学の硯学はこうした疑問にどう答えるかが本書の醍醐味である。日本人が当たりまえに行っている仏教儀礼に、人間の不思議なたましいの営みが隠されている。位牌に秘められた真実が今初めて明かされる。第1章 なぜ供養するのか第2章 なぜ位牌を祀るのか第3章 なぜ戒名法名がいるのか第4章 なぜ焼香するのか第5章 なぜ数珠が必要なのか第6章 なぜ合掌礼拝するのか第7章 なぜ袈裟をつけるのか第8章 なぜ正坐なのか第9章 なぜ「声明」なのか第10章 なぜ鳴り物があるのか   Honya Club.com


JPY ¥1,760
だれでも、いつでも、どこでも気軽にできるルーツ探しの本。原稿用紙五枚からはじめる系図のつくり方、書き方、どこへいって、何を調べたらいいのかを教えます。第1部 系図(「考える葦」より「動く足」―犬も歩けば棒に当たる;祖先探しのA・B・C―あなたは何コース? ほか)第2部 墓(墓と位牌―はかない人は墓をつくれ;戒名に隠された謎―文字は一字十万円)第3部 姓氏(名字と苗字―名字は所有権の印;氏と姓―古代の姓氏は、いまの苗字ではない ほか)第4部 家紋(家紋は絵に描いた苗字―基本型は約三五〇;馴染みの有名な紋―意味を知ったらおどろく ほか)第5部 自分史(自分史も作ろう―孫へのプレゼント)誰でも、いつでも、どこでも気楽にできる、わが家のルーツ探しの本。この1冊で家系図がつくれる。原稿用紙5枚から始める系図の作り方、書き方、どこへ行って何を調べたらいいのかを伝授する。   Honya Club.com


JPY ¥8,800
位牌分け   Honya Club.com

(PR) 品の月

JPY ¥734
弥生も半ばに差しかかり、品川宿は、連日花見客や汐干刈客で大賑わい。そんななか、京へ絵師の修業に出ていた三吉が「立場茶屋おりき」に帰ってくるとの知らせに、女将のおりきは胸を躍らせていた。一方、仲人嬶のおつやに紹介されて以来、位牌師の春次のもとを度々訪れていた茶立女のおまき。春次の連れ子・お京はなかなかおまきに心を開かず、周囲をやきもきさせるが―。桜鯛、筍、菜の花…季節の料理と人情味あふれるもてなしで、訪れるひとを心底幸せにする大好評シリーズ第十四弾。〈受賞情報〉歴史時代作家クラブ賞シリーズ賞(第4回)   Honya Club.com


JPY ¥1,572
彼岸、供養とは何か?その本当の意味は?私たちは、なぜ故人の位牌や墓に花を手向け、合掌するのか?成仏するとはどういう意味なのか?日常生活で誰もが経験し、分かっているようでいて、じつはよく分かっていないさまざまな仏事を通して、仏教の深い哲理を平易に説き明かし苦悩する現代人を救う実践的仏教入門書。彼岸とは?―真の成仏を考える人が仏になれるとき―私たちの中にある宇宙生命とはなぜ私たちは合掌するか―葬儀、死という本当の意味供養の本当の意味―七年間で"元に戻る"とは?目連尊者の教訓―釈尊が教える因果の法則マンダラとは本尊のこと―宇宙と人間をつなぐ生命の実租「十善戒」について―今日、明日を生きる指針四苦八苦の本当の意味―私たちはなぜ苦悩に縛られているか鬼子母神について―苦悩とは自らが作るもの人は諸神の加護にある―心の恐れや不安を消滅させる成仏という奇跡―無間地獄に堕ちた父法灯は母子により受け継がれた―「法華経」の秘話彼岸、供養とは何か。成仏するとはどういう意味か。日常生活で誰もが経験する様々な仏事を通して、仏教の深い哲理を平易に説き明かし、苦悩する現代人を救う、実践的仏教入門書。   Honya Club.com


JPY ¥2,750
宗教がもつ意味、魂と心と現実の関係、大いなるものとの出会いなど、カウンセリングが深まれば必ずと言っていいほど突き当たる普遍的な問題を見事に表現した事例集。第1章 カウンセリングと宗教―心理療法家からの視点第2章 宗教とカウンセリング―宗教家からの視点第3章 事例一―自殺した母へのモーニングワークと供養により、母に対する罪悪感が軽減された事例第4章 事例二―お守りが強迫神経症の症状を軽くした事例第5章 事例三―水子供養や先祖供養、夢などのヌミノーゼな体験で女性性の傷つきを癒していった事例第6章 事例四―先祖からの因縁を、位牌を寺に納め、お焚き上げすることで断ち切った事例第7章 カウンセラーと宗教家カウンセリングが深まれば必ずといっていいほど突き当たる、普遍的な問題を見事に表現した事例集。心理学と親和性の深い宗教との関係を、住職兼臨床心理士の加藤廣隆が考察、東山紘久がコメントを付す。   Honya Club.com


JPY ¥1,100
仏壇のまつり方から死後の世界まで先祖供養のすべてがわかる本。なぜ位牌が大切なのか?仏壇は必要か?供養したほうがいいのはこんなご先祖様。いつ、どんな仏壇を購入すればいいか。仏壇とお墓どっちが先?回忌供養の数え方、他。序章 先祖供養はなぜするのか?第1章 これだけは知っておきたい―仏壇の基礎知識第2章 先祖があの世で恥をかかないために―間違いだらけの先祖供養第3章 死んだらみんなホトケサマ?―死後の霊界案内第4章 霊にとっての幸せを考える―供養と救霊第5章 先祖のご加護を受ける方法―守護霊活用秘伝   Honya Club.com


JPY ¥1,320
佐々木京極氏の菩提寺である近江清瀧寺には、鎌倉中期の初代氏信から江戸末期の二十五代目高中までの墓碑が並ぶ。この墓所に眠る婆娑羅大名・道誉(五代)、信長・家康に仕えた高次(十九代)など京極氏累代の武将の生きざま、その時代の出来事を、資料をひも解き紹介する。佐々木京極氏と近江清瀧寺(佐々木氏の系譜;佐々木氏の分立)京極氏代々の武将と、その宝篋印塔(始祖氏信;二世宗綱;三世貞宗 ほか)清瀧寺徳源院寺内(京極家墓所(国指定史跡);五輪塔;本堂、位牌堂 ほか)佐々木京極氏の菩提寺・近江清瀧寺には、鎌倉中期の初代氏信から江戸末期の25代目高中までの墓碑が並ぶ。この墓所に眠る婆娑羅大名・道誉など、京極氏累代の武将の生き様、その時代の出来事を資料をひもとき紹介。   Honya Club.com


JPY ¥9,350
墓とは何か。本書では、柳田民俗学や折口学などの学説を検証する。遺体埋葬地点に置かれる枕石、魔除けの墓上鎌、墓上火などの具象化された民俗資料を地域別に整理し、共通項を抽出して分析。新たな民俗学研究の方法を提示した。序章 民間信仰分析の方法論第1章 「髯篭の話」と「柱松考」の民俗学方法論(折口学の分析概念;柳田民俗学の帰納法 ほか)第2章 墓上施設論(枕石と石塔;墓上施設の複合性 ほか)第3章 最終年忌塔婆論(最終年忌塔婆研究史;最終年忌塔婆の類型 ほか)第4章 位牌論(位牌研究史;位牌の定義 ほか)終章 民俗学の目的と概念墓とは何か。柳田民俗学や折口学などの学説を検証。遺体埋葬地点の枕石、魔除けの墓上鎌、墓上火などの具体化された民俗資料を地域別に整理し、共通項を抽出して分析。新たな民俗学研究の方法を提示する。   Honya Club.com


JPY ¥1,430
離婚して月に一度しか会えなくなった父と子供達。もっと父に会いたいと、娘がどんなに頼んでも願いはかなえられない。考えた娘は毎日、父に日記を書いて毎週手紙で送り始めた。その手紙には日常生活での出来事をはじめ、現代社会における悲しい事件について子供なりの思いがつづられている。ずっと続くはずだった手紙は父が亡くなり、七十二通で終わってしまう。そして十年後、子供達は、亡くなる前に父が書いた手紙とたくさんのアルバムを母から渡される。翌日、娘は、父の死後もずっと書き続けてきた日記と七十三通目の手紙を父の位牌の脇にそっと置いた。ずっと書き続けてきた日記の書きはじめの言葉は、父が生きていた時と全く同じ…「パパ」で始まっていた。親子の愛情、命の尊さを現代社会に問いかける。パパが注いでくれた愛情は、これからもずっと加奈と優人の心の中で大きくなっていくよ…。73通の手紙に込められた、父への深い愛と世界平和を願う気持ち。親子の愛情と命の尊さを現代社会に問う小説。   Honya Club.com


JPY ¥2,200
特集 沖縄の「家」の記録と継承―家譜・墓・仏壇から考える(特集に寄せて;先祖の歴史に対する子孫の関心―家譜の読解と元祖の位牌の新設;家譜資料にあらわれる家と女性―それぞれの婚姻・出産・離別;近世琉球における銘書の受容と展開について―浦添市内出土資料の分析を通じて;墓の移動にみる現代沖縄の墓制と先祖祭祀の変化)投稿(多義化する「家族制度」―1920年代における家族概念と情緒の配置)書評(河合務著『フランスの出産奨励運動と教育―「フランス人口増加連合」と人口言説の形成』;中島満大著『近世西南海村の家族と地域性―歴史人口学から近代のはじまりを問う』;三時眞貴子ほか編著『教育支援と排除の比較社会史―「生存」をめぐる家族・労働・福祉』)学会活動記録   Honya Club.com


JPY ¥1,650
娘の結婚式当日、突然送りつけられた野坂家の位牌。送り主は継母。かつて「ぼく」が母として、女として複雑な思いを抱いたひと。もつれ、からまりあう家族関係を戦後の混沌とした風景の中に描く自伝的作品の決定版。   Honya Club.com


JPY ¥1,078
ソウルの位牌   Honya Club.com


JPY ¥1,650
伴鍋次郎は西丸書院番士に引き立てられるが、両親はなぜか狼狽する。町で会った初対面の老武士には「許してくれ」と土下座され、不審は募るばかり。そんな矢先、家で書物の整理をしていると、「鍋次郎」と記された自分の名前の位牌と、父の昔の日記を見つける。日記には、鍋次郎が生まれたころの記述だけが欠落していた。自分は養子だったのか?己の出生の真相に迫る鍋次郎。私はいったい誰なのだ。ふくろうの根付にこめられた我が子への願いとは。若手注目株の長編時代小説。伴鍋次郎は西丸書院番士に引き立てられるが、両親はなぜか狼狽する。己の出生の真相に迫る鍋次郎。自分はいったい誰なのか…。ふくろうの根付に込められた我が子への願いとは。若手注目株の長編時代小説。   Honya Club.com


JPY ¥524
なぜ日顕宗を破折するのか―。理不尽な「破門通告」から20年。日蓮大聖人の御聖訓を通じて仏法違背の日顕宗(日蓮正宗)の邪義を糾弾!「破邪顕正」の基本精神を学ぶ一書。第1章 なぜ日顕宗を破折するのか第2章 極悪日顕7つの大罪(破和合僧の大罪;相承詐称の大罪 ほか)第3章 日顕宗を破す(歪んだ血脈観;ニセ三宝論 ほか)第4章 化儀編(葬儀;戒名、位牌 ほか)   Honya Club.com


JPY ¥792
人は当然のことながら一人で生まれることはできない。父がいて、母がいて、はじめてこの世に生を受けることができる。そして、その父にも父がいて、「父の父」にも父がいる。もちろん母親の場合も同様である。こうして人は血縁という一本の線で過去とつながっていく。子供がいれば、子孫を通じて未来へもつながっていくことになる。その意味で、自分のルーツを探そうとする行為は、自分が長い歴史の中の一存在としてあることを確認することでもあるのだ。先祖が誰かを知りたければ、まず自分の苗字に注目せよ!―実践的ノウハウが満載。第1部 ルーツ探し 基本編(苗字とルーツ;家紋とルーツ;家系図・お墓・位牌の基本知識;ルーツ探しの基本行程)第2部 ルーツ探し 実践編(親戚に取材して探す;口伝・お墓を頼りに探す;ルーツ探しの最強集団;グローバルなルーツ探し)父母は2人、祖父母は4人、曾祖父母は8人、高祖父母は16人…。自分の先祖を遡っていけば、いろいろなことがわかる。その効果的なやり方を実践的・体系的に解説する。自分のルーツを知りたい人必読の1冊。   Honya Club.com


JPY ¥1,047
お仏壇のこころ(お仏壇は仏さまの浄土;お仏壇は心の洗濯機 ほか)仏壇の歴史と種類(仏壇の歴史;仏壇の種類 ほか)仏壇のおかざり(おかざりの基本は三具足;五供養の意味)各宗派の仏壇とおかざり(ご本尊;天台宗 ほか)仏具(仏具;位牌と過去帳 ほか)お仏壇を買いたい人のためのよくわかる入門書。仏壇の歴史,種類,宗派ごとのおまつりの仕方も解説。   Honya Club.com


JPY ¥1,320
戒名に関する基礎知識や実例を掲載した「戒名の名づけ本」。知っておきたい決まりごとから、戒名にまつわるエピソードまで広く紹介。第1章 戒名の基礎知識(そもそも戒名とは?;現代の戒名事情 ほか)第2章 戒名のルール(戒名の構成;戒名を作成する流れ ほか)第3章 自分で戒名をつけてみよう(伝統的な戒名;院号のつけ方 ほか)第4章 戒名をつけたあとに(位牌のしきたりと注意点;葬儀における位牌のしきたりと注意点 ほか)戒名を自分でつけてみようと考える人が、実用的に使えるように戒名に関する基礎知識や実例を掲載した、戒名の名づけ本。戒名をつけるにあたり知っておきたい決まりごとから、戒名にまつわるエピソードまで広く紹介。   Honya Club.com


JPY ¥1,282
本書は、これからも"平和"が長く続くことを願って、終戦のとき十二、三歳の子どもであった国民学校(いまの小学校)の同級生たちが当時をふりかえり、体験記をまとめたものである。竹内喜久枝さんの死家を空襲で焼かれた特攻隊、高山少尉の思い出空襲のたびに位牌を背負わされて悲しい姉の花嫁衣装凶年十二歳腹いっぱい食べたかった!戦い一三四七日空襲に明け暮れた日々真珠湾攻撃から敗戦まで〔ほか〕   Honya Club.com


JPY ¥2,090
1974年9月1日、台風で氾濫した多摩川が住宅地を丸のみに…。自らもマイホームを失った作者が、不条理をただす自然力への思いを込めてうたう。濁流をのりこえ、大地に根を張る命あるものたちの賛歌。川平凡な日常あの日曜日胸騒ぎ位牌とスヌーピー転落の情景秋天薄情隣人岸辺のアルバム虫の音〔ほか〕1974年の多摩川氾濫で、自らもマイホームを失った作者が、18年に及ぶ国家賠償を求める裁判と自然力への賛嘆を、詩情豊かに綴る。   Honya Club.com


JPY ¥19,800
秘仏重要文化財金色不動明王立像―唐院大師堂安置重要文化財吉祥天立像―唐院大師堂伝来重要文化財訶梨帝母倚像―護法善神堂伝来愛子立像―護法善神堂安置不動明王坐像―唐院長日護摩堂安置毘沙門天立像―金堂安置地蔵菩薩坐像―小関地蔵堂伝来毘沙門天立像―観音堂安置地蔵菩薩坐像―法明院安置阿弥陀如来立像―光浄院位牌堂安置不動明王坐像―光浄院護摩堂安置菩薩坐像―微妙寺安置荼吉尼天騎狐像―光浄院護摩堂伝来天部坐像―唐院伝来阿弥陀如来立像―法明院安置地蔵菩薩坐像―近松寺善光寺堂伝来不動明王及び両脇侍像―山上不動堂安置三井寺として親しまれている園城寺の開祖、智証大師の生誕一千二百年を記念して、園城寺および縁の寺に所蔵される仏像を網羅的に収録するシリーズ全五巻の第四巻。秘仏・金色不動明王立像ほか鎌倉彫刻の粋を収録。図版はすべてカラー掲載。   Honya Club.com


JPY ¥1,100
天下の安寧をはかる裏の組織・浦会。高瀬桜之助はその一員でありながら、浦会の非情さに疑問を抱いていた。その浦会を敵視するときの権力者・松平定信が、息のかかった者を送り込んでくる。折しも定信配下の戦闘集団"御影"にも、不穏な動きがおこる。真田幸村の位牌の謎をめぐり、桜之助は幾重にも入り組んだ敵たちとの死闘を余儀なくされ…非情の嵐に誠の心で立ち向かう、江戸謀略小説。高瀬桜之助は浦会の一人として、正義の名の下に人を斬ることに疑問を感じていた。権力を握る松平定信は桜之助たちを潰そうと……   Honya Club.com


JPY ¥770
初めて火葬に付された人物、位牌・香典の意外な由来…葬送でひもとく日本史のあらたな姿。第1章 神話と古代のお葬式―死を恐れた時代(イザナミと黄泉の国;縄文人の死者への思い―屈葬・土偶 ほか)第2章 浄土信仰とお葬式―死に極楽を求めた時代(怨霊信仰のはじまり;民衆にひらかれる平安仏教 ほか)第3章 鎌倉新仏教とお葬式―現在の葬儀の祖となる時代(謎の安徳天皇陵と平家の落人;浸透していく新仏教 ほか)第4章 江戸のお葬式―宗教統制と寺院の時代(家康は「明神」か「権現」か;後水尾天皇の土葬 ほか)第5章 近代化のなかのお葬式―個人の時代(明治維新と葬送の変化;中江兆民―日本ではじめての告別式 ほか)初めて火葬に付された人物、位牌、香典の意外な由来など、葬送でひもとく日本史の新たな姿。日本の葬式や墓の歴史を辿りながら、何が大切なものとして守り伝えられてきたのか、現在の選択と未来への指針を示す。   Honya Club.com


JPY ¥11,000
男女差別があった近世社会において、女性たちは仏教といかに関わったのか。村の過去帳に見える尼僧、授戒会と女性、尼僧の仏道修行、女性が開基となった江戸府内寺院、盤珪と貞閑尼(俳人田ステ女)、道元と近世曹洞宗の尼僧、白隠の女性観・門下の女性禅者など、多彩な問題を論究。彼女らの活動を検証し、ジェンダーイコールな仏教の再生をめざす。第1部 村の尼僧たち(尼僧たちの位牌;村の寺院の過去帳に見える尼僧;大而宗龍の授戒会に集う女性たち ほか)第2部 寺院の開基になった女性たち―『御府内寺社備考』より(『御府内寺社備考』と女性による寺院開基;天台宗寺院の特色と開基女性;浄土宗寺院の特色と開基女性 ほか)第3部 近世の女性と禅宗(貞閑尼(俳人田捨女)と盤珪;道元のメッセージと近世曹洞宗の尼僧たち;白隠の女性観)男女差別があった近世社会において、女性たちは仏教といかに関わったのか。村の過去帳に見える尼僧、授戒会と女性、尼僧の仏道修行、女性が開基となった江戸府内寺院、盤珪と貞閑尼(俳人田ステ女)、道元と近世曹洞宗の尼僧、白隠の女性観・門下の女性禅者など、多彩な問題を論究。彼女らの活動を検証し、ジェンダーイコールな仏教の再生をめざす。   Honya Club.com


JPY ¥1,760
徳川三百年の基礎を築いたサムライ政治家の大江戸構造改革。新将軍をめぐる武功派と吏僚派、門閥譜代と新参譜代のホットな戦い。第1部 将軍家綱と大老酒井忠清の時代(綱吉に大老を「罷免」された酒井忠清;幕府草創期の政治システム;譜代名門のプリンス酒井忠清;武功派に代り吏僚派が抬頭する幕閣 ほか)第2部 将軍綱吉と大老堀田正俊の時代(綱吉の将軍就任へ堀田正俊の貢献;新参譜代堀田正俊の野望;酒井大老はなぜ綱吉就任に反対したのか;等身大の位牌が示す歴代将軍の身長 ほか)   Honya Club.com


JPY ¥2,750
墓の建て方。たましいの祀り方。正しい墓と供養が、家の幸せと子孫の繁栄をもたらす。全国各地の具体例を挙げ、お墓づくりと供養の方法を示す。墓相編(墓はたましいのふるさと;墓石;墓地;納骨堂・納骨室;位牌と供養塔;五輪塔;真理を無視した五輪塔の例;正しい墓の姿と葬礼)建墓編(建墓のこころ;供養塔を建てる;埋経から開眼まで;祖霊の供養;現代の墓の諸事情)墓とは、ただ遺骨を納めてある施設ではなく、祈りと祀りの場であり、いのちを育む場でもある。そのいのちの祈りと祀りを基本として、そこに流れている理法を尊重して供養のあるべき道のすがたを示す1冊。   Honya Club.com


JPY ¥6,600
本書は、文化人類学の立場から組織的な実地調査に基いて行なわれた現代日本の祖考崇拝の研究である。これは、歴史人類学的な文献資料調査、社会人類学的フィールドワークに基く社会構造研究、宗教民俗学的研究を綜合したもので独創的な日本研究となっている。ことにその徹底的な位牌調査は日本人学者の誰も行なわなかったユニークなものである。高度成長と産業化、核家族化、都市化の進行する現代日本の現実における宗教と日本人の研究であり、社会学、文化人類学、日本民俗学、歴史学、宗教民俗学の研究に対して、大きな刺激となるであろう。第1章 史的展望第2章 霊・亡霊・神第3章 死者供養第4章 先祖理解のアプローチ第5章 先祖とは何か第6章 私的情愛の領域   Honya Club.com


JPY ¥417
1年以上も前にアメリカで死んだはずの混血の美人歌手が、札幌のクラブで歌っている―売れっ子歌手をかかえる音楽事務所の事実上の経営者、八田勉のもとに、怪談めいた情報が届いた。一笑に付したものの、"幽霊歌手"の存在が気になりはじめた八田は、3日後、北海道への向かった。(「絶唱は海の彼方に」)。死に急ぐ若者たちの心に内在する懊悩を鋭く抉り出し、ミステリー・タッチで綴った異色の連続短編集。噴煙はわが位牌十字架にわが業火過去に見た終焉明日こそわが柩絶唱は海の彼方に   Honya Club.com


JPY ¥1,760
御嶽、門中、シジ、一番座、西と東、ムートゥヤー、家系図、トートーメー、グソーニービチ、預かり位牌など、しきたりや慣習にはこんな意味があった。今の沖縄の日常生活に息づく暮らしの中の民俗学。第1章 村の聖地はどこにあるのか第2章 生活空間と方角第3章 門中の人々第4章 トートーメーについて第5章 位牌継承と禁忌第6章 これからの位牌継承   Honya Club.com


JPY ¥1,650
神さえも都合よく作り変えてしまう日本人の超特殊性…。宗教比較で、見事なまでに見えてくる!目からウロコの超新事実。第1部 仏教集中講座―折り紙とビーフカレーの国・日本における仏教の変容(「仏法」から「仏教」へ;仏教はこうして生まれた;この世は苦しいことばかり ほか)第2部 神道集中講座―「和」と「穢れ」と「言霊」と―神道の無自覚な信徒たる日本人(神道はなぜわかりにくいのか;「国家神道」と「本来の神道」とは別もの;神道はインドにも中国にもない日本独自のもの ほか)第3部 儒教集中講座―「儒教の毒」と儒教の国「中国・韓国・北朝鮮」(日本人の儒教理解はビーフカレーのようなもの;「位牌」のルーツは仏教ではなく儒教だった!;儒教とは中国の古代信仰である「先祖崇拝」をかたちにしたもの ほか)ベストセラー「ユダヤ・キリスト・イスラム集中講座」の姉妹編。神さえも都合よく作り変えてしまう、日本人の超特殊性とは…。宗教比較で、目からウロコの超新事実が、見事なまでに見えてくる。   Honya Club.com


JPY ¥5,500
娘の初節句に、雛を飾る風習が確立するのは、江戸の町人文化が形成されはじめる八代将軍吉宗の治世が終わってまもない頃のこと。街は消費文化にうかれ、人々の遊び心が咲き誇り、雛祭は女性と子供の誕生を祝う行事となり、雛人形も多種多様に発展する。愛する女性や子供のために、庶民に混じり流行の雛を買い求める六義園のお殿さま(大和郡山藩主)柳沢信鴻の姿から、町の様子や人々の触れ合い、子供や女性の生活を読み解く。序章 『宴遊日記』と雛祭第1章 雛祭と宝暦天明文化第2章 六義園の雛祭―信鴻をめぐる女性・子供たち第3章 雛祭の背景―はかない乳幼児の命第4章 雛の宴―雛市の雑踏と賑わい第5章 雛祭の華―憧れの舟月の雛人形終章 宴のおわり補章 幻の雛屋次郎左衛門を追う―岡田家文書と位牌、そして永徳齋娘の初節句に、雛を飾る風習が確立するのは、江戸の町人文化が形成されはじめる八代将軍吉宗の治世が終わってまもない頃のこと。街は消費文化にうかれ、人々の遊び心が咲き誇り、雛祭は女性と子供の誕生を祝う行事となり、雛人形も多種多様に発展する。愛する女性や子供のために、庶民に混じり流行の雛を買い求める六義園のお殿さま(大和郡山藩主)柳沢信鴻の姿から、町の様子や人々の触れ合い、子供や女性の生活を読み解く。   Honya Club.com


JPY ¥770
日本には本当の仏教は伝わっていない。「葬式」も「位牌」も「戒名」も、実は釈迦の教えとは関係ない。本来の仏教は、絶対的な存在=神を否定し、平等な社会をめざし、最新の物理学や数学と同じ結論を導き出していた。天台宗僧籍を持つ脳機能学者が、仏教の歴史を振り返り、縁起、無我説、空、輪廻などを科学の立場から明快に解説。釈迦の教えの核心とは!?また「悟り」の正体とは!?21世紀の「お経」をここに提示する。序章 「仏教ブーム」の正体第1章 釈迦は神の存在を否定第2章 どこまでが「仏教」か?第3章 釈迦の教えは社会改革第4章 日本仏教は老荘思想第5章 チベットのタイムカプセルと般若心経第6章 煩悩はコントロール可能第7章 密教の超能力と方便第8章 悟りの正体お釈迦さまの脳科学 日本には本当の仏教は伝わっていない。「葬式」も「位牌」も「戒名」も、じつは釈迦の教えとは関係ない。これらは儒教や道教に由来するもので、仏教が中国を経由して伝わったがゆえのものである。『般若心経』など、中国で創作されたと疑われるお経すら存在する。チベットの高地で発見された『チベット大蔵経』が20世紀になって日本にも紹介され、他の宗教の影響を受けていない釈迦の教えがようやくわかるようになった。本来の仏教は絶対的な存在=神を否定し、平等な社会をめざし、最新の物理学や数学と同じ結論を導き出していた。オウム真理教信者の洗脳を解いたことなどで知られる脳機能科学者の筆者は、天台宗の僧籍を持ち、チベット仏教の大阿闍梨の称号をも得ている。その彼が、仏教の歴史を振り返りながら大乗仏教と日本仏教の成り立ちを解説し、縁起、無我説、空、輪廻などを科学の立場から明快に解く。釈迦の教えの核心とは!? また「悟り」の正体とは!? 21世紀の「お経」をここに提示す   Honya Club.com


JPY ¥1,519
すこやかな「好奇心」と鋭敏な「感性」。読者を心地よく耕す、豊かな北村ワールド。「朝食」プレヴェール/内藤濯訳・「朝の食事」プレヴェール/小笠原豊樹訳・「朝の食事」プレヴェール/平田文也訳「朝の食事」プレヴェール/北川冬彦訳・「朝の食事」プレヴェール/大岡信訳「手回しオルガン」プレヴェール/大岡信訳「おくじょう/中学二年、ふゆ」他天野慶「白木の位牌」「しっぽを捨てる」「非」木村信子「非」「ひつじ」「花火」「真珠売り」木村信子「旅商人の妻のうた」李白/奥平卓訳「アリカンテ」プレヴェール/村松定史訳「あしひきの」柿本人麻呂他/佐佐木幸綱訳・「五月闇」藤原実方「花の色は」小野小町/橋本治訳〔ほか〕プレヴェール、李白、堀口大學、藤原実方…。著者の温厚な知性、健やかな好奇心、豊かな教養とみずみずしい感性により、読者を心地よく耕してくれる詩歌ワールド、待望の第3弾。   Honya Club.com


JPY ¥3,080
葬送の儀礼は、二千年まえの中国から現代の日本まで途切れることなく続く。「孝子は葬り既われば心に依る所無し」の文言は私たちにも通じる思いかもしれない(本書七八頁)。後漢の時代に書かれた言葉がなぜ今に響くのか。本書は位牌に視点を定め、成立の過程を数多くの文献に求め辿るなかで、日本人の死生観を浮かび上がらせる。著者の視線は、儒教から仏教へ、中国から日本への変遷を幅広くとらえながら、文献を読み進む読者に燈した知の明かりを掲げ、寄り添っていく。東アジアの死生観(位牌の起源を求めて;死して鬼となるか ほか)儒教の葬送儀礼(礼の文献とその実際;葬儀のはじまるとき ほか)仏教の葬送儀礼(坐禅から葬儀へ;尊宿の葬儀作法 ほか)霊魂のゆくえ(孝と「先祖」の対応;墓にも、そして位牌にも ほか)   Honya Club.com


JPY ¥6,380
特別講演1(政治環境からみた朱子学と陽明学;政治環境からみた朱子学と陽明学―講演のための論稿)中国と儒教(東アジア世界の冊封体制と儒教;朱子の認識観および認知方式の基本性質;戴震の共同体意識について;連横『台湾通史』における「民族」概念―旧学と新義;近世儒教の祭祀儀礼と木主・位牌―朱熹『家礼』の一展開)特別講演2 近代日本の国家形成と儒教中国と日本1(荻生徂徠の『論語』解釈における三つの軸―政治学としての経書解釈学の特色;伊藤仁斎と荻生徂徠の『中庸』注解―その思想史的意義)中国と日本2(朱子学の正統論・道統論と日本への展開;「教育宗教衝突」事件の背景に関する再考―井上哲次郎の『敬宇文集』批評を手がかりに)中国と韓国、ベトナム(李退渓と王陽明;安淳煥の鹿洞書院と「朝鮮儒教会」を通じてみた一九三〇年代韓国の儒教復興運動;近代ベトナムにおける「国語」と「漢字」の関係)   Honya Club.com


JPY ¥2,310
「大逆事件」で検挙され、獄中死した僧侶・峯尾節堂(一八八五‐一九一九年)。社会主義に近づいただけで、死刑判決(後に無期懲役)を受けた青年僧の生と死を、新資料や丹念な取材によって鋭く描き出す。近代日本最大の思想弾圧事件に飲み込まれた彼の生と死を、「共謀罪」が成立した現代に問う。第1章 節堂の妻を探して(阪松原の静けさ;「ノブ」を追って ほか)第2章 挫折と懊悩(父・徳三郎;出家 ほか)第3章 無から有―「大逆事件」(位牌焼却事件;見つかった論稿 ほか)第4章 切捨てられた若き僧侶(闇の中の公判;思想が犯罪 ほか)第5章 後に託した節堂の思い(ノブヱのその後;大石観の悲哀 ほか)   Honya Club.com


JPY ¥1,760
「眠ると、なんにもわからなくなるから眠るの」4歳の娘はつぶやいた…。伝染病の隔離施設へ収容された母。待ち続ける幼い姉妹…。夫に赤紙がきた出産十二日目に始まった避難行ぬかるみで脱げたくつ三女・とも恵の死位牌が守ってくれた次々に亡くなっていく人びと危くアヘン窟へ!幸江さんの突然の死敗戦国民の悲哀疱瘡にかかって隔離病棟へふたりの幼な子に再会久しぶりのお餅栄養失調から鳥目になつかしい祖国汽車に乗ってふるさとへ辛かった「ただいま」   Honya Club.com


JPY ¥607
世界の宗教では、神に帰依するのが当たり前にもかかわらず、日本は日本人に都合が良いように神を作り変えてきた。宗教比較により、そんな日本人の特殊性の原因、日本が中国・韓国に嫌われる理由を明らかにする、大人気宗教講座の第2弾。第1部 仏教集中講座―折り紙とビーフカレーの国・日本における仏教の変容(「仏法」から「仏教」へ;仏教はこうして生まれた;この世は苦しいことばかり ほか)第2部 神道集中講座―「和」と「穢れ」と「言霊」と 神道の無自覚な信徒たる日本人(神道はなぜわかりにくいのか;「国家神道」と「本来の神道」とは別のもの;神道はインドにも中国にもない日本独自のもの ほか)第3部 儒教集中講座―「儒教の毒」と儒教の国「中国・韓国・北朝鮮」(日本人の儒教理解はビーフカレーのようなもの;「位牌」のルーツは仏教ではなく儒教だった!;儒教とは中国の古代信仰である「先祖崇拝」をかたちにしたもの ほか)   Honya Club.com


JPY ¥1,430
自分らしく、今を楽しく生きるための「最期」の教科書。5000件以上の葬送の現場経験をもとに、具体的な準備・手続き・費用などをわかりやすく、実践的に紹介。第1章 人生のエンディングを安心して迎えるために―知っておきたい現代葬送事情(実録 準備することで迎えた大往生;葬儀よりも葬儀後が重要な時代 ほか)第2章 30万円以下でできる!理想のお葬式―葬儀業界のカラクリを知って「要」「不要」を仕分けする(価格のメインとなる「祭壇」のカラクリを知る;遺影写真、位牌、提灯…は必要か ほか)第3章 「人生のエンディング」のための6つの準備―迷惑をかけない安心満足の老いじたく(人との「縁のたな卸し」の準備をする;葬儀の事前準備はここまでやっておこう ほか)第4章 「エンディングノート」で老いじたく―書くだけであなたと家族のためになる(自分の想いを遺すエンディングノート;遺言書とエンディングノートの違い ほか)第5章 新しい「エンディング」のかたち―自然葬、遺品整理、生前契約など(どんな墓にするかは供養の仕方と費用で決める;墓を建てない納骨堂、遺骨預かりとは? ほか)無縁死は誰にとっても他人ごとではない。きちんと人生を終えられるよう、生前に準備するための方法をていねいに解説。具体的な準備・手続き・費用などを実践的に紹介。安心して自分の人生を選べるようになる1冊。   Honya Club.com


JPY ¥715
奇妙な日常の捻じれ、悪夢のような恐怖を巧みに描く我妻俊樹の人気シリーズ最新作!招かれた知り合いの家、そこに居たのは…「ぎょろ目」、事故物件に住んでいた男が語った身も凍る恐怖体験「遺族」、目の前で人間が消えた!旅先での怪異「岩風呂に居ます」、宵闇に沈む学校で目撃したこの世のものとは思えぬ光景「廃校になった母校に行ってみた」、事故で入院した従兄の見舞いに行くという友人の奇妙な様子…「首で払う」など50話収録。怪異はいつでも黒い触手をあなたの首筋に伸ばしている。あなたの"くび"は大丈夫ですか?ぎょろ目しっぽの話位牌が飛んだ日遺族持ち上げ坊主七月十九日捨てないテレビ交換山羊髭刺身臭〔ほか〕「首のことはさ、首で払うことになるわけだろ?」――収録話「首で払う」より脱出不能、悪夢の迷宮で震えあがる…我妻俊樹が描く実話恐怖譚!奇妙な日常の捻じれ、悪夢のような恐怖を巧みに描く我妻俊樹の人気シリーズ最新作!・招かれた知り合いの家、そこに居たのは…「ぎょろ目」・事故物件に住んでいた男が語った身も凍る恐怖体験…「遺族」・目の前で人間が消えた!旅先での怪異…「岩風呂に居ます」・宵闇に沈む学校で目撃したこの世のものとは思えぬ光景…「廃校になった母校に行ってみた」・事故で入院した従兄の見舞いに行くという友人の奇妙な様子…「首で払う」――など50話収録。怪異はいつでも黒い触手をあなたの首筋に伸ばしている。あなたの〈くび〉は大丈夫ですか?   Honya Club.com