ドラフト取材歴30年、球界の表もウラも知り尽くした著者が描き出す、球界の「常識」をブチ壊した55人の猛者たち。第1章 日本人選手編(清原和博―なぜ「好青年」は「番長」に変貌したのか;江川卓―いわずと知れた「悪党」の代表格 ほか)第2章 外国人選手編(W.デービス―打棒爆発も「上から目線」で大顰蹙;R.デービス―全国中継の試合で東尾修をぶん殴る ほか)第3章 監督編(有藤通世―国民的悪役となった「ミスターロッテ」;濃人渉―「権藤、権藤、雨、権藤」でエースを破壊 ほか)第4章 フロント、球界首脳編(渡邉恒雄―なぜ名記者は「球界のドン」に転じたのか;堤義明―財界の盟主はプロ野球に何を求めていたのか ほか)江川 卓、桑田真澄、清原和博、落合博満、星野仙一、渡邉恒雄 ほかドラフト取材歴30年、球界の表もウラも知り尽くした著者が描き出す球界の「常識」をブチ壊した55人の猛者(もさ)たち古今東西、大人気を博したスポーツ競技には必ずといっていいほど強烈な個性のヒールが存在していた。それはプロ野球の世界とて同じである。「悪党」という存在があってこそプロ野球がより広く、大きく報じられて私たちのなかに広がっていったことだけは間違いない。つまり、「悪党」の歴史はプロ野球の歴史のひとつでもあるのだ。プロ野球というステージのなかでは、「悪党」はもうひとりの大事な「ヒーロー」でもあるのだ。(「はじめに」より)【目次】第一章 日本人選手編江川 卓/桑田真澄/清原和博/愛甲 猛/藤王康晴/加藤哲郎/元木大介/小池秀郎/福留孝介/那須野 巧/東尾 修/中村紀洋/伊良部秀輝/堀内恒夫/張本 勲/小川健太郎第二章 外国人選手編W・デービス/R・デービス/ブライアント/ガルベス/ホーナー/ペピトーン/シピン/ライト/クロマティ/ビュフォード/ミッチェル/バッ
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