「現代詩手帖」に連載された「注解者」と「翻訳者」の対話。詩の在り処を問う、新たな共同制作の試み。夏の朝、関口涼子を読むTRANS‐NOTATION1TRANS‐NOTATION2冬の多様な時間帯に関口涼子を読むコノシロ伝説「コノシロ伝説」コーダまたは岡井隆さんへの便り、さまざまな南からTRANS‐NOTATION3関口涼子さんへの、お答へTRANS‐NOTATION4荒梅雨の日々に伊太利亜 TRANS‐NOTATION5「テキストでない」ものの注解、とは何か。「テキストがない」なら、何があるのか。はるか太平洋の真ん中から持ち帰ってきたもののことが、片時も頭から離れなかったのだ。コノシロのこと。コノシロ?(「TRANS-NOTATION2」)「わたしといふ歌人は、この問いかけから無限に遠いところで作品を書き続けて来た。(…)持続する書きもの。途切れることなく続くといふこと」(岡井隆)、「わたしにとって、詩とは、そこで毎回新しく言語を、一つの生命体として、または、一つの領土として作り上げていく場所でした」(関口涼子)。「注解者」と「翻訳者」による詩の対話。装幀=中島浩
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