JPY ¥2,970
ジェイムズ・ホッグからアンジェラ・カーターまで。気鋭の英文学者らによる、本格的な研究・批評の集成!充実の"ブッグガイド"と、日本における幻想文学研究を展望する"対談"を併録。第1部 西洋怪奇のジャパネスク(分身―ジェイムズ・ホッグと芥川龍之介;美しき吸血鬼―須永朝彦による西洋由来の吸血鬼の美的要素の結晶化)第2部 驚異から幻想へ(幻想のアマゾン族―古代から中世への変遷;神の祝福か、悪魔の呪いか―魔術師マーリンの予言;舞台に現れた死者たち―初期近代イングランド演劇に見る"幻想"の萌芽)第3部 ゴシックとファンタスティツク(アン・ラドクリフ『イタリアの惨劇』における幻想性と怪異感;血と病と男たちの欲望―トマス・ハーディ「グリーブ家のバーバラ」の彫像;植民地の逆襲と、あえてその名を告げぬ民族主義―オスカー・ワイルド「カンタヴィルの幽霊」の喜劇性、ゴシック性、政治性;超自然のもたらす「リアリティ」―ウィリアム・シャープの「ヒラリオン神父の激情」とフィオナ・マクラウドの「森のカハル」をめぐって)第4部 幻想と怪奇の現代(クローン人間創世紀―カズオ・イシグロの『わたしを離さないで』;幽霊たちのいるところ―エリザベス・ボウエン「猫は跳ぶ」に見る幽霊屋敷の系譜;恐怖と欲望の操り人形―アンジェラ・カーターのカーニヴァル劇場)ジェイムズ・ホッグからアンジェラ・カーターまで、気鋭の英文学者らが論じた幻想文学の本格的な研究・批評の集成。巻末には充実のブックガイドと、日本における幻想文学研究を展望する対談を収める。   Honya Club.com


JPY ¥759
私は"スリラー"が大好きだ。子供の頃からスリラー映画となると、胸ときめかせて見に行ったものだ。そんな大好きなスリラーを、クイズにしたのがこの本である。恐いストーリーを手に汗にぎり読みながら、クイズを楽しむ。これこそまさに、一石二鳥の面白本というわけだ。吸血鬼ドラキュラが甦ったフランケンシュタイン怒りの逆襲狼男の咆哮が聞こえる復讐鬼ミイラ男の死の呪い透明人間の姿なき殺人事件闇夜にろう人形が浮かぶ四次元魔境からきた幽霊船戦慄!怨霊が棲む館殺人鬼たちの怪奇事件発生!震撼させる恐怖仕掛人は誰だ   Honya Club.com


JPY ¥796
かつての恋人を探す旅に出た美しい女性タイラーは、意外な話を聞いた。残酷な蝋人形で有名な観光名所に、彼がいるというのだ。一方、ホラー実話作家ゴーマンも、金銭融にかられて乗りこんできた。あの事件から1年、何事もなかったかのようににぎわう「野獣館」へ―。人びとの純粋な愛と邪悪な欲望が交錯し、血に飢えた野獣がまたも牙を剥く!ついに明かされる野獣の秘密とは何か、そして逆襲に立ちあがった人間たちに明日はあるのか?モダンホラー史上屈指の衝撃作『殺戳の「野獣館」』の続編、いよいよ上陸。   Honya Club.com