いつでも、いまでも、男女交際の形が、その時代を象徴する―。"男女の関係"ナシに深く結びつく既婚者同士のカップルたち。深い精神的紐帯から、アブノーマルな嗜好まで、二人をつなぎとめるものはさまざまだ。モラリストだけどアンモラル、やましくないけど罪深い!?そんな「セカンド・パートナー」という新しい生き方を克明にルポ。時代の素顔と欲望の正体に迫る。第1章 セカンド・パートナーという関係―体の関係を持ったとき、それは崩れてしまう(不倫とは、「契約違反」である;家庭観を暗示する「兼業禁止規定」 ほか)第2章 なぜ、わたしたちはセカンド・パートナーを持つのか(配偶者も"セカパ"も思いやるからこそ;配偶者には「足りない何か」とは ほか)第3章 セカンド・パートナーのルール―取らない、揉めない、離れない("セカパ"とは「出会ってしまう」もの;"セカパ"にかかる「コスト」は? ほか)第4章 セカンド・パートナーは人生を豊かにしてくれるのか?("セカパ"が浸透する時代へ;「熟年離婚」減少への影響 ほか)【文学/日本文学評論随筆その他】浮気でなく本気、しかし決して男女の関係は持たない──そんな 大人のプラトニック・ラブ な婚外関係〈セカンド・パートナー〉の実態を徹底取材。「いびつだけど現実」な数々の赤裸々なケースが、男女間の愛と嫉妬の原理もあぶりだす問題作!
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