JPY ¥1,025
昭和十一年、磯部浅一、村中孝次、安藤輝三ら日蓮主義の青年将校たちが蹶起し、二・二六事件勃発。彼らが目ざした終着点とは一体何だったのか。鎮圧に回った石原莞爾を始め、木戸幸一、真崎甚三郎、武藤章らの手記を基に新資料も交えて事件の全貌に迫る。日蓮主義者たちの行動を軸に、日米開戦、敗戦へと突き進む昭和史のクライマックスを捉え直した力作。蒲田名物知ってるか軽燥の法鼓戦う幕僚たち順逆不二逃亡者法華転ハガキを書きました   Honya Club.com


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28歳のときに6年間勤めた会社を辞め、世界一周の自転車旅に出た。最初は3年半かけて60カ国程度を旅するつもりだった。しかし結局、11年かけて130カ国を訪れ、南極以外のすべての大陸を走破した。走行距離は地球4周分にもなる15万キロ以上。これまで世界一周をした通過国数、走行距離の日本記録を塗り替えてしまった。第1章 世界一周自転車旅へ出発(一九九八年六月ー一九九九年六月)(なぜ、なぜ、なぜ―九八年六月・日本;自転車は本当に届くのか―九八年七月・アラスカ州 ほか)第2章 西ヨーロッパ(一九九九年六月ー二〇〇〇年八月)(執拗な荷物検査を受けて意気消沈―九九年六月・スウェーデン;ヨーロッパ最北端を目指して前進―九九年六月・スウェーデン ほか)第3章 アフリカ(二〇〇〇年八月ー二〇〇一年九月)(アフリカの洗礼―〇〇年八月・モロッコ;巨大なゴキブリとハエの大群に大わらわ―〇〇年九月・モロッコ ほか)第4章 東南アジア、オーストラリア、南米、北米(二〇〇一年九月ー二〇〇五年七月)(道も警官もタイから一転―〇一年一一月・カンボジア;航空料金以上の超過手荷物料金―〇一年一二月・オーストラリア ほか)第5章 再び西ヨーロッパへ(二〇〇五年七月ー二〇〇九年一〇月)(四〇年以上世界を走り続けるハインツさんと再会―〇五年七月・フランス;イタリア人サイクリストとモンブラン登頂―〇五年八月・フランス ほか)やろうと決めて努力すれば、できないことは何もない。やろうとしなければ、チャンスは逃げていく。世界一のものを求めて、単身、自転車で世界を走破した青年の手記。11年の旅から戻り、3年以上かけて綴った1冊。   Honya Club.com


JPY ¥990
楠本他家雄は良家に生まれ頭脳明晰でT大を卒業したにも拘わらず、無為放蕩な生活をくり返し、新橋にある「トロイメライ」というバーで証券会社の外交員を絞殺する。強盗殺人罪で逮捕され、一審の死刑判決を控訴せず刑は確定。だが他家雄は拘置所に入ってからカトリックに回心し、彼の手記に心を動かされた心理学専攻の女子学生・玉置恵津子と文通を始める。死刑囚として淡々と暮らす折り、連続女性暴行殺人犯の砂田市松の死刑が執行される。じわじわと迫り来る死を待つ恐怖におののく青年の魂の懊悩を描く、全三巻の中巻。死刑執行におののく青年の"苦悩する魂"を克明に描いた傑作。死刑執行をひた待つ青年の"苦悩する魂" 楠本他家雄は良家に生まれ頭脳明晰でT大を卒業したにも拘わらず、無為放蕩な生活をくり返し、新橋にある「トロイメライ」というバーで証券会社の外交員を絞殺する。強盗殺人罪で逮捕され、一審の死刑判決を控訴せず刑は確定。だが他家雄は拘置所に入ってからカトリックに回心し、彼の手記に心を動かされた心理学専攻の女子学生・玉置恵津子と文通を始める。死刑囚として淡々と暮らす折り、連続女性暴行殺人犯の砂田市松の死刑が執行される。じわじわと迫り来る死を待つ恐怖におののく青年の魂の懊悩を描く、全3巻の中巻。   Honya Club.com


JPY ¥1,650
本書は、30人の家裁調査官が、その思い出の中から最も印象に残る「その後の物語」を、手記の形で語ったものである。「一会一期」のこと(原口幹雄)となりの拓ちゃん―ある子の引渡事件(梅森昌行)パリに育つ黒い眼の子どもたち―国際養子縁組事件のその後(遠藤富士子)少年院からの手紙(本郷栄子)思い出すままに(奥宗隆)家裁に来た青年(前田多実)ある面接交渉の思い出(熊野克彦)どこか心のかたすみに(佐藤俊昭)藁の上からの養子―義母、実母、二人の母との出会い(中村昭代)ほんとうの卒業式(菊山正史)〔ほか〕非行や離婚問題を抱え、家裁調査官と一期一会の縁を結んだ人々。かれらは、どのような道をたどって問題を乗り越えていったのか。31人の調査官の「いちばん印象に残ったケース」で織りなすヒューマンシンフォニー。   Honya Club.com


JPY ¥792
欧化政策、村共同体の崩壊、新しい価値観の波―。現代にも似た転換期の日本、明治後期という時代を、「先生」も「私」も「K」も、それぞれの立場で必死に生きました。その心の揺れ、やむにやまれぬ行為の中にこそ、今をより深く長きるための、思いがけない光が潜んでいます。再読・精読の至福のうちに、どうかそれに出会ってください。漱石の「こゝろ」を、私たちはこれまで、ほんとうに、読んだといえるのだろうか。はじめに―「こゝろ」の成立と構造1 「私」の手記―ある青年の回想(「先生」と「私」の出会い;「先生」と「私」の交際;「私」の卒業;両親と「私」)2 「先生」の遺書―明治の一知識人の生涯(「先生」の生い立ちと故郷喪失;「先生」の下宿と恋;Kについて;Kの下宿と恋;Kの自決前後;「先生」の苦悩;"明治の精神"と「先生」の死)おわりに―「先生」の死後人間の心は、果たしてとらえ得るものなのだろうか。今も高い人気を持つ「現役」の文学として読み継がれている漱石「こゝろ」。現代の視点から改めて、そこに見出される普遍的な意味を探る。   Honya Club.com


JPY ¥4,180
自決・銃殺された全青年将校の遺言集。天皇のために起ち、天皇によって処刑された陸軍青年将校たちの痛恨の思いは、獄中で記した手記・遺書の中に記され、時をこえて読む者の胸をうつ。本書は、秘かに獄中から持ち出され戦後発見された磯部浅一ほか彼らの貴重な手記・遺書の全てを集めたものである。二・二六事件の概要二・二六事件―獄中手記・遺書(野中四郎;河野寿;香田清貞;安藤輝三;栗原安秀;竹嶌継夫;対馬勝雄;中橋基明;丹生誠忠;坂井直;田中勝;中島莞爾;安田優;高橋太郎;林八郎;村中孝次;磯部浅一;渋川善助;水上源一;北輝次郎;西田税;相沢三郎)解説・遺書について特別資料(蹶起趣意書 ほか)〈資料〉軍法会議判決〈資料〉帝国議会の論戦   Honya Club.com


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大震災直後の各都市救援に駈けた一青年の手記   Honya Club.com


JPY ¥19,800
会津籠城に加わった新島八重、白虎隊より幼くして戦った高木盛之輔、非戦論者の家老・西郷頼母…藩士や家族など激戦を生きのびた会津の人々が、それぞれの立場から綴った「生の声」。当事者にしか書けない魂の記録。〈目次〉1 藤澤正啓「会津藩大砲隊戊辰戦記」 (大正三年 林・白井砲兵隊鳥羽伏見開戦よりの戦闘日記)2 浅羽忠之助「鳥羽へ御使並大坂引揚の一件」 (明治初年容保小姓の浅羽忠之助筆記の内)3 三澤千賀良「暗涙之一滴」 (明治初年脱稿、一青年下級武士の戦闘日誌)4 杉浦成忠「戊辰戦記結草録」 (明治二年越後高田で監禁中にまとめた伏見戦記・北越戦記)5 渡辺多門「辰之日記草稿」 (兵糧方を命じられた一藩士の戊辰戦争従軍日記)6 高木盛之輔述、斎藤肆郎著「中軍護衛隊」 (白虎隊より年下の少年たちが戦った記録、大正五年刊)7 鈴木為輔「戊辰会津開城に付使者の始末」 (若松市長佐瀬剛校訂・下級武士が降伏の使者となる)8 山川操子「十七歳にて会津籠城中に実験せし苦心」 付、酒井たか「籠城中の思ひ出」 (明治四十二年七月『婦人世界』所載、少女時代の戦争体験を語る)9 新島八重子「男装して会津城に入りたる当時の苦心」 (明治四十二年一月『婦人世界』所載、鉄炮で戦った婦人の思い出)10 水島菊子「会津婦女隊従軍の思ひ出」 (昭和七年八月『日曜報知』所載、会津娘子軍の真相を語る)11 間瀬みつ「戊辰後雑記」 (会津戊辰籠城と斗南藩往復を体験した一婦人の手記)12 日向ユキ「萬年青」(ある明治女人の記録) (七十数年前娘時代を会津藩で過ごした苦楽春秋の思い出)13 川島りさ「今は昔思ひ出し記」 (明治四十四年七十四歳の老女が書き残した敗戦の実録)14 手代木喜与「松の落葉」 (会津藩公用人手代木直右衛門   Honya Club.com


JPY ¥692
妻と年下の青年とをそそのかして関係を結ばせ、二人に自分の目の前で性行為をさせるなどして快楽の深みへ誘いこみ、青年に加虐される妻の心理を自分へ移入して被虐の快感を享受する夫の姿を活写した長文の手記をはじめ、交わりたい相手には必ずクンニリングスをして満足する男性の手記、タブー視されながらあとをたたない近親相姦の見聞録など貴重な記録六編。犬との"三角関係"に迷う獣姦の記録妻の愛人「浮気心」の実験をした懺悔開舐嗜味記一地方における凄い性生活   Honya Club.com


JPY ¥1,650
本人の遺稿、母・辛閠賛さんの手記、恋人と友人たちの回想を収録!JR新大久保駅の悲劇の人・李秀賢さん。ソウル、プサン、東京を多角的に緊急取材、短くも美しかった青春の軌跡を描く感動作。1 かけがえのない「李秀賢」を語る(母・辛閠賛さんが語る「最愛のわが息子」;同級生・成弦泰さんが語る「大学一のタフガイ」;留学生仲間・洪一基さんが語る「心優しきスポーツ青年」)2 そして「李秀賢」は永遠になった(自然体で日本と向き合ってきた青年;日本中を感動させた韓国人留学生の死;全国から寄せられた追悼の文章)3 「李秀賢」の人生を訪ねる韓国の旅(ソウルは崇高な死を讃えていた;鳥致院に自由な学生生活の原点があった;釜山の懐かしい友に抱かれて;母としての本心を言えば―)   Honya Club.com


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蹶起の首魁・安藤輝三将校から事件のことを書いてくれと託された山本又予備少尉。事件から70年を経て発見された獄中手記は、決行前夜に歩兵第一連隊に向う場面から始まる。青年将校らは何を思い蹶起したか、また直前に蹶起趣意書より削られた一文とは?二・二六事件に新たな光を照らす手記。保阪正康氏による詳細な解説付き。序文 山本又と安藤輝三の不思議な縁(鈴木俊彦)第1部 現代語訳『二・二六日本革命史』第2部 原文『二・二六日本革命史』第3部 解説 事件の観察者(保阪正康)(特異なる蹶起将校;日蓮宗と磯部浅一;「昭和維新」の四日間;獄中生活と釈放後の人生)青年将校たちはその時何を思っていたのか蹶起将校の首魁・安藤輝三から事件のことを書き残してくれと頼まれた山本又による衝撃の獄中手記。事件直前に削られた一文とは?   Honya Club.com


JPY ¥330
大震災直後の各都市救援に駈けた一青年の手記 その2(災害の印象に就いて)   Honya Club.com


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2009年3月29日、21歳の青年が逝った―名古屋大学法学部法律政治学科3年夢は国際弁護士、卒業後はLSへ留学予定…法律、英語、読書、映画、旅―すべてが規格外!この若者の縦横無尽な知の探究。Prologue 一法律学徒の手記―個独の日常1 自分の頭で考えたい―法への眼差し2 言語の壁は高く険しい―毎日英語漬け3 国境上のバランス感覚―小さな外交4 活字離れ世代の読み方―乱読者の目次5 勝手に辛口採点―映画中毒の感度Epilogue 東京駅での途中下車―最後のエントリ   Honya Club.com


JPY ¥1,650
一兵卒から叩き上げの予備少尉42歳。なぜ年齢も属性も異なる山本又が蹶起に参加したのか。しかも事件後には山王ホテルからただ一人逃亡(4日後に自首)。青年将校たちの中で異彩をはなつ山本又の謎がいま明かされる。新発見・獄中手記。序文 山本又と安藤輝三の不思議な縁第1部 現代語訳『二・二六日本革命史』第2部 原文『二・二六日本革命史』解説 事件の観察者山本又予備役少尉は、事件後に安藤輝三大尉から「二・二六日本革命史を書いてください」と託された。裁判で禁固10年の判決を受けた山本は、安藤大尉の意を受けて、小菅刑務所の中で手記を書き始める。遺族がこの手記を発見したのは、2008年。蹶起将校の未公表手記が世に出るのは、おそらくこれが最後と思われる。 山本は、こう書き始めている。「獄中看守ノ嚴シクナイ夜中ニ手記ス。記事前后スルアリ、乱筆アリ、唯眞相ヲ後世ニ伝エントス」。そこには事件前夜に磯部浅一とともに歩兵第一連隊に向う場面(実は尾行されていた)から、獄中で同志が銃殺される音を聞いた瞬間までもが描かれている。 また山本は蹶起趣意書をガリ版で切る役を任されていたが、その直前、村中孝次の原案から、突如22文字が削られることになった。その一文とは――。 陸相官邸に当日朝乗り込んできた石原莞爾を誰何したのは山本だった。石原は「見当たり次第、殺害すべき人物」に指定されていたが、山本は「コノ人ヲモ亦味方ニセントス」と考え、案内したという。陸軍大臣告示の「蹶起ノ趣旨ニ就テハ天聽ニ達セラレアリ」に大喜びする将校たちの様子や、真崎甚三郎や寺内寿一ら軍事参議官との談判など、その場に居た者ならではの臨場感に富む描写がなされている。 山本は当時、42歳。20代ー30代が中心の青年将校より一世代上のため、一歩引いたスタ   Honya Club.com


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1 海軍経理学校戦闘体制ノ緊急確立ニ関スル献策2 終戦始末―占領下に綴る一学徒の手記3 日本上古史研究の諸相―『日本上古史研究』編輯後記(昭和三十二年一月ー昭和三十八年十二月)4 古代史セミナー(國民會館)の講義題目―平成元年五月ー平成十五年六月5 著者の略歴(平成六年以降)6 『続・著作集』総目次7 本巻所収の論稿一覧8 『続・著作集』正誤表(巻一ー五巻)9 『続・著作集』要語索引東亜戦争を体験した一青年の終戦記録。海軍経理学校の本土決戦の具体策、占領下の著者の知見と伝聞の実録を収録。巻末に戦後学界の動向資料、『続・著作集』総目次と要語索引、又第1ー5巻までの正誤表を付す。   Honya Club.com