二〇五〇年、アフリカ大陸の人口は二五億人に迫り、世界の四人に一人が「アフリカの人」になると言われている。人口激増は食糧問題や経済発展、環境破壊に大きな影響を及ぼす。つまり、人類全体の未来は、アフリカを抜きには語れないということだ。そのアフリカは、経済発展している一方で、砂漠化、飢餓、貧困、紛争など、グローバル資本主義の矛盾も多く抱えている。アフリカはこの先どうなっていくのか?その現状と未来を、現役NHK特派員が現地からレポート!はじめに アフリカを歩く「虹の国」のワンチーム―南アフリカ世界最悪の貧富の格差―南アフリカそこをコロナが襲った―南アフリカ植民地支配の呪い―カメルーン中国化するアフリカ―ケニア/セネガル/アンゴラ/ザンビア気候変動最前線―ブルキナファソ/タンザニア海面上昇に翻弄される「優等生」―モーリシャス幼すぎる結婚―ニジェール黄金とテロ―ブルキナファソ/トーゴ/ベナン世界で最も若い国の若者たち―南スーダン平和のために闘う医師―コンゴ民主共和国/ウガンダカエル跳びで前進せよ―ルワンダ/エチオピア監獄からの手紙―南アフリカ2050年、アフリカ大陸の人口は25億人に迫り、世界の4人に1人が「アフリカの人」になると言われている。人口激増は食糧問題や経済発展、環境破壊に大きな影響を及ぼす。つまり、人類全体の未来は、アフリカを抜きには語れないということだ。そのアフリカは、経済発展している一方で、砂漠化、飢餓、貧困、紛争など、グローバル資本主義の矛盾も多く抱えている。アフリカはこの先どうなっていくのか? その現状と未来を、現役NHK特派員が現地からレポート! 【著者プロフィール】別府正一郎(べっぷ しょういちろう)1970年、大阪府生まれ。京都大学卒業後NHK入局。イラク戦争、シリア内戦やIS取材、国際
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