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第1章 バイオエピステモロジーの目指すもの―ドローン的視野獲得と、最深度の科学評論第2章 熱運動嫌悪症と「ニュートン主義の罠」第3章 自然哲学史上の事件としてのH・ドリーシュ―熱力学第二法則の二重性と生命現象第4章 C象限メソネイチャー:熱運動浮遊の上の生命世界第5章 希望としての「薄い機械論」の脱構築―熱運動断層の向こう岸をめざして終章 立ち現われた認識論的課題   Honya Club.com


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精神病理学と哲学から"生命"に迫る。私たちの個別的な生が成り立つのは、その終焉に不可避の死を臨むからであるが、この死すべき個体(ビオス)の根底には、更に生と死の両方を育む大きな"生命"ゾーエーが息づく。ビオスとゾーエーの生命論的差異を軸に、"生命"の重層的意味を改めて問い直した魅力的な論考集。座談会・生と死のあいだで1 生命―ビオスとゾーエー(見られることと生きること―身体の精神病理をめぐって;マニーの精神病理―生命論的考察;生と死のゲシュタルトクライス;バイオエピステモロジーとは何か―"ニュートン主義の罠"と分子生物学的生命観の脱構築)2 生きられる死(がんとともに生きる;"遠隔的知識"としての死;内なる死のまなざし―てんかん、デジャヴュ、臨死体験;脱け去った死でもなく、襲い来る死でもなく)   Honya Club.com