秋の田のかりほの庵のとまをあらみわが衣手は露にぬれつつ(天智天皇)春すぎて夏来にけらし白妙の衣ほすてふ天の香具山(持統天皇)足引きの山鳥の尾のしだり尾のながながし夜をひとりかも寝む(柿本人麻呂)田子の浦にうち出でて見れば白妙の富士の高ねに雪はふりつつ(山部赤人)奥山に紅葉ふみ分け鳴く鹿の声きくときぞ秋は悲しき(猿丸大夫)かささぎのわたせる橋に置く霜の白きを見れば夜ぞ更けにける(中納言家持)天の原ふりさけ見れば春日なる三笠の山に出でし月かも(阿倍仲麻呂)わが庵は都のたつみしかぞ住む世をうぢ山と人はいふなり(喜撰法師)花の色は移りにけりないたづらにわが身世にふるながめせしまに(小野小町)これやこの行くも帰るも別れては知るも知らぬも逢坂の関(蝉丸)〔ほか〕ドラえもんの国語おもしろ攻略 子ども達に大好評のドラえもんの学習シリーズに、久々の新刊登場です。 今回は、「国語おもしろ攻略」の中でも、これまで発刊されていない「百人一首」を刊行。 「百人一首」は、小学校ではまだ本格的には習わない古典であるにもかかわらず、子どもたちには大人気。日本人の文化に定着した根強い人気を誇る分野であり、小学校でも脳の活性と学習の息抜きに、ゲーム感覚で取り入れている教室が急増。古くて新しい学びのスタイルは今も健在です。 ドラえもんの漫画で、ドラえもんのキャラクターたちとともに楽しく学びながら、その素速い取り方の方法や、歴史的背景なども伝授。 ゲーム的な楽しさとともに、古典の世界に遊ぶ楽しさを同時に身につけていきます。 【編集担当からのおすすめ情報】 ・歌の意味・解説はもちろん、クロスワード・パズルやクイズで楽しみながら実力が試せます。・「上の句さくいん」「作者さくいん」
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