ダイハツ工業は、1907年(明治40年)3月に創業、日本でもっとも長い歴史を誇る発動機メーカーである。創業から一貫して発動機を製造、戦前においては日本の工業化、戦後においては、小回りの効くミゼットなどで、日本の復興を促進した。現在は小型、軽自動車を中心として展開、2007年(平成19年)には創立100周年を迎えた。「世界中の人々に愛されるスモールカーづくり」を掲げるメーカーの開拓の足跡。第1章 発動機製造株式会社の誕生―1907ー1930第2章 エンジンメーカーから完成車メーカーへ―1930ー1945第3章 戦後の復興に貢献した三輪自動車―1945ー1956第4章 ミゼットの大ヒットと四輪車市場への進出―1957ー1960第5章 乗用車市場への進出―1960ー1964第6章 コンパクトカーの開発とレース参戦による性能向上―1964ー1976第7章 トヨタとのパートナーシップによるクルマづくり―1967ー1976第8章 軽枠拡大とシャレード、ミラの登場―1976ー1987第9章 21世紀に向けてのクルマづくり―1987ー1998第10章 世界中の人々に愛されるスモールカーづくり―1998ー2007日本において最も歴史ある発動機メーカーであり、現在小さなクルマづくりでは世界有数のダイハツ工業。そのダイハツの変遷を写真満載で紐解き、日本の発動機、自動車産業が歩んできた100年の足跡を伝える高書。
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