2050年には地球人口が90億人に達するとされている。食糧問題・気候変動・世界戦争などの危機を前にして、人類は何ができるのか?宇宙物理学の世界的権威が、バイオ、サイバー、AIなどの飛躍的進歩に目を配り、さらには人類が地球外へ移住する可能性にまで話題を展開する。科学技術への希望を語りつつ、今後の科学者や地球市民のあるべき姿勢も説く。地球に生きるすべての人々へ世界的科学者が送るメッセージ!第1章 人新世の真っ只中で(危険と展望;核の脅威 ほか)第2章 地球での人類の未来(バイオテクノロジー;サイバーテクノロジー、ロボット工学、AI ほか)第3章 宇宙から見た人類(宇宙を背景にした地球;太陽系の先で ほか)第4章 科学の限界と未来(単純なものから複雑なものへ;この複雑な世界を理解する ほか)第5章 結び(科学の営み;社会における科学 ほか)世界的科学者から、未来の世代へ。人類滅亡を前にして、科学は何ができるのか?各界の著名人、激賞!ロジャー・ペンローズ(数学者・宇宙物理学者)「非常に重要で、広く読まれて行動の指針とされるべき本」イーロン・マスク(スペースX社、テスラ社CEO)「地球と宇宙の未来についての説得力あるヴィジョン」エリック・シュミット(Google元CEO)「未来がどうなるかを知りたいなら、この本が答えにいざなってくれる」『エコノミスト』「社会における科学の重要性を論じるのに、マーティン・リースほど優れた代弁者はいない」『ガーディアン』「人類が今後100年を生き延びられるかを探るこの本に、ぞっとしながら魅了される」『フィナンシャル・タイムズ』「重大な、しかもたいてい恐ろしい問題の数々を、きわめて読みやすい軽妙なタッチで論じる芸当を見せてくれている」
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