ロン・ダンテは、1960年代後半から70年代初頭にかけて大ブレイクしたアメリカン・ポップスの名グループ、アーチーズのヴォーカルを担当。当時のアメリカン・ポップスを象徴する声になっている。1970年からソロ・アルバムも発表し、プロデューサー、ソングライターとしても活躍。プロデューサーとしてはバリー・マニロウの右腕として73年のデビュー作から81年まで全作品を共同で手掛け数々の大ヒットを生み出す。1981年、ロン・ダンテはかつてEpicで社長を務めていた親しい友人、ロン・アレクセンバーグから連絡をもらい、彼が新たに立ち上げたレーベル、Handshakeからアルバムを出すオファーを受け、このポップでAORな快作を作り上げた!ここでは、敢えて自作の曲には拘らず、リチャード・カー、スコット・イングリッシュ、ジノ・クニコを始めとするヒットメイカーの曲を録音。中には同年、シーナ・イーストンが<Letter From Joey>のタイトルで発表したブガッティ&マスカー(ザ・デュークス)の軽快なナンバー<Letter From Zowie>も聴くことが出来る。 (C)RS
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