数万年来、私たちの心の深奥部で作動する「未知の構造」の感触をめぐる47篇の試み。1(スケートボードのポエジー;ウルトラマンの正義 ほか)2(シティ・ポップの底力;氷上の阿修羅 ほか)3(ミニチュアの哲学;乗り鉄の哲学 ほか)4(ポストヒューマンな天皇;フィリップ殿下 ほか)5(サスペンスと言う勿れ;怪談の夏 ほか)羽生結弦に阿修羅を見出し、BTSに花郎(ファラン)との共通性をあぶり出す。オタマジャクシ型の楽器に、人間と自然の中間領域にある音楽の本質を見出し、ビル・ゲイツの離婚と資本主義精神の根源的な関係を解き明かす。宝塚歌劇団の大階段と巨大古墳に潜む「死と再生」の儀式とは何か? 人間の無意識にあって太古以来不変の動きをする神話的思考を現代の森羅万象に探る。47のエッセイが、この世界と人間の脳の未知の構造に触れる試みです。【目次】序文Iスケートボードのポエジーウルトラマンの正義『野生の思考』を読むウルトラマンオタマトーンの武勲宇宙犬ライカベイブvs.オリンピック近代オリンピックの終焉M氏の宇宙飛行成長のミトロジー惑星的マルクスIIシティ・ポップの底力氷上の阿修羅神仙界の羽生結弦音楽はどこからやってくるのか花郎(ファラン)とBTS古墳と宝塚歌劇団聖なるポルノアンビエント非人間性についてタトゥーの新時代IIIミニチュアの哲学乗り鉄の哲学abc予想低山歩き復活第九と日本人ウクライナの戦争戦闘女子『マトリックス』と仏教IVポストヒューマンな天皇フィリップ殿下シャリヴァリの現在家族の秘密キラキラネームの孤独愛のニルヴァーナ「人食い(カンニバリズム)」の時代『孤独のグルメ』の食べる瞑想自利利他一元論Vサスペンスと言う勿れ怪談の夏渋谷のハロウィン鬼との戦い丑年を開く大穴持(オオナモチ)神の復活気象
Honya Club.com