原始キリスト教神学史を詳述した第1巻。新約聖書全体の神学的統一性を論証した第2巻。現代ドイツを代表する新約聖書学者ハーンの集大成的著作、ついに完訳。第4部 神の啓示行動の教会論的側面(信従と信仰;弟子集団の自己理解;キリスト教の洗礼;主の晩餐;祈り、信仰告白、礼拝;カリスマと教会共同体の運営;ユダヤ人と異邦人への福音宣教;キリスト信徒の責任ある生活の根拠(倫理1);キリスト信徒の責任ある生活の根拠(倫理2))第5部 神の啓示行動の終末論的側面(この世において前進する救いと苦難;来るべき救いの完成;新約聖書の統一性―まとめ)新約聖書神学の全体像を歴史的・神学的に捉えた、ドイツを代表する新約学者の集大成的著作、ついに邦訳完結!神学の諸課題について、新約聖書全体がどのように語っているのかを詳細に解説、その神学の統一性を明らかにする。「キリスト教正典としての旧約聖書」「啓示」「救済論」を扱った上巻に続き、下巻では「教会論」「終末論」を扱う。大学の教科書として書かれているため読みやすい。【目次】第IV部 神の啓示行動の教会論的側面 第15節 信従と信仰 第16節 弟子集団の自己理解 第17節 キリスト教の洗礼 第18節 主の晩餐 第19節 祈り、信仰告白、礼拝 第20節 カリスマと教会共同体の運営 第21節 ユダヤ人と異邦人への福音宣教 第22節 キリスト信徒の責任ある生活の根拠(倫理1) 第23節 キリスト信徒の責任ある生活(倫理2)第V部 神の啓示行動の終末論的側面 第24節 この世において前進する救いと苦難 第25節 来るべき救いの完成 第26節 新約聖書の統一性―まとめ●邦訳完結に寄せて本書は神学史(第1巻)と主題的論述(第2巻)を組み合わせ、どちらにもほぼ同じ紙幅を割くという包括性において際立っている
Honya Club.com