アン22歳、プリンス・エドワード島の港町で校長となり、風柳荘に下宿する。アンに敵対する一族、冷淡な副校長、隣家の孤独な少女に心痛めるも、アンの明るさと誠実さ、グリーン・ゲイブルズの美しさと住む人々の愛が幸せな明日へ導く。アンから婚約者ギルバートへの恋文で綴る日本初の全文訳・訳註付アン・シリーズ第4巻。日本初の全文訳・訳註付『赤毛のアン』シリーズ第4巻アン22歳、プリンス・エドワード島の港町で学校長となり、風柳荘(ウィンディ・ウィローズWindy Willows)に下宿する。アンに敵対する町の有力者プリングル一族、冷淡な副校長キャサリン、隣家の孤独な少女・小さなエリザベスに心痛めるも、アンの明るさと誠実さ、グリーン・ゲイブルズの麗しさと人々の慈愛が幸せな明日へ導く。アンから、婚約者ギルバートへの恋文で綴る、幸せな3年間の小説。●アンの幸せな生き方「あなたは、美しいものとロマンスから出来ている小さな魔法の国に住んでいるみたいだもの。『今日の私は、どんな喜ばしい発見をするのかしら』……これがあなたの生きる態度よ、アン」『風柳荘のアン』二年目第5章●特徴1)日本初の全文訳モンゴメリが愛読者に捧げた「献辞」に始まる、日本初の全文訳。従来訳で省略・改変された部分をモンゴメリの原書通りに翻訳。●特徴2)巻末訳註で380項目について解説ギルバートへの手紙にアンが書いている『北風のうしろの国』(ジョージ・マクドナルド著。C・S・ルイス著「ナルニア国物語」の結末に大きな影響を与えた)と本作との関連について解説。作中に登場するシェイクスピア劇、テニスン、キーツ、ポー、ロングフェローなどの英米詩、聖書の句、移民国家カナダにおける登場人物の民族、人名の意味、19世紀カナダの料理と菓子、手芸、草花、服地、風習、プリンス・エドワー
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