JPY ¥2,343
ドイツの作曲家マックス・ブルッフは、教師で歌手の母から音楽の手ほどきを受け、幼い頃から作曲に才能を示しました。そんな彼が最初に書いたのは一遍の歌曲であり、82歳という長い生涯の最後の作品もまた歌曲でした。このアルバムに収録された16曲の歌曲は、彼の全生涯にわたって書かれたものですが、決して十二音や無調を採択することのなかった彼の作風には一貫性があり、どの曲も豊かな旋律と溢れる抒情に満ちています。美しい声を披露するのはバリトン歌手ラファエル・フィンガーロス。長年共演を務めるピアニスト、ムイジとともに繊細な歌曲を歌い上げています。またパウル・ハイゼの詩を用いた「悲しみの歌」では、他3人の歌手とヴァイオリンを交えた親密なアンサンブルを聴かせます。 (C)RS   Honya Club.com


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この論集は、この時期に開催された2度の社会科学史会議と、1982年の世界社会学会議関係、1984年のミュンヘンにおける社会学史会議に提出された論文の中から計8本、社会学思想と制度に関する新たなパースペクティブを示す試論を集め、ドイツを中心とした一種の比較社会学史として編集したものである。第1部 社会学の形成と社会学批判(大英帝国の社会理論;ドイツ社会学の形成と社会学批判)第2部 社会学者と制度化の問題(マックス・ウェーバーと初期ドイツ社会学の制度化;パウル・ラザースフェルドと制度革新―一つの知的肖像)第3部 社会理論史の再検討(観念論と社会科学の構想―アメリカのヘーゲリアンと公教育;マルクス=ウエーバー論再考)付論 社会階級分類の英米型モデル序説付表 マルクス主義とオーストリア社会学の展開   Honya Club.com


JPY ¥619
シュルレアリスムは今世紀最大の芸術運動といわれている。アンドレ・ブルトンに導かれて早くからこの世界に関心を持ちつづけていた著者は、その豊かな鉱脈から心ひかれる作品を数多く発見し、みずからの気質を映し出す鏡とした。60年代には、そのシュルレアリスム絵画をめぐって数多くのエッセイが書かれたが、本書はそれらをまとめたもので、『幻想の画廊から』につぐエッセイ集である。レオノール・フィニー、魔女から女祭司までマックス・ワルター・スワンベルク、女に憑かれてゾンネンシュターン、色鉛筆の預言者ポール・デルヴォー、夢のなかの裸体ハンス・ベルメール、肉体の迷宮バルテュス、危険な伝統主義者ルネ・マグリットの世界キリコ、反近代主義の亡霊マックス・エルンスト論ベルメールの人形哲学ファンム・アンファンの楽園パウル・クレー展を見てビザンティンの薄明あるいはギュスターヴ・モローの偏執ルドンの黒ゴヤあるいは肉体の牢獄ロメーン・ブルックス、アンドロギュヌスに憑かれた世紀末遠近法・静物画・鏡、トロンプ・ルイユについて   Honya Club.com


JPY ¥4,180
第1章 自由な信仰のための指針第2章 人間の自由の根本概念―人間の性質に対する評価の変化第3章 自由と結社第4章 社会活動の神学的基盤第5章 社会主義的ヒューマニズムと宗教―カール・マルクス第6章 プロテスタント倫理と社会―マックス・ウェーバー第7章 法と宗教的精神―ルドルフ・ゾーム第8章 人間の相対性と宗教の正当性―エルンスト・トレルチ第9章 神学と現代文化―パウル・ティリッヒアメリカの著名な神学者・社会倫理学者,ジェイムズ・ルーサー・アダムスの社会理論・社会倫理に関する主要論文集.本書が提起する問題は,「自由主義」と「自由主義的宗教」の再検討にとっても,現代の人間の自己理解にとっても,また人間と共同体,神と人間性,歴史と社会倫理の関係について展開されている学問的論争にとっても有効性を持つ問題である.   Honya Club.com


JPY ¥814
「アウトサイダー・アート」とは、精神病患者や幻視家など、正規の美術教育を受けていない独学自修の作り手たちによる作品を指す。20世紀初頭にヨーロッパの精神科医たちによって「発見」されたこの芸術は、パウル・クレー、マックス・エルンスト等の前衛芸術家たちにも多大な影響を与えた。戦後には、フランスの画家ジャン・デュビュッフェがヨーロッパ各地から作品を収集し、それを「アール・ブリュット(生の芸術)」と呼んで賞賛したことから「価値」が高まった。近年、日本でもそれらの作品への関心が急速に高まりつつある中、モダン・アートが置き忘れてきた「もうひとつのアート」の魅力に迫る。第1章 アウトサイダー・アートとは何か第2章 ヨーロッパ前衛芸術家たちによる賞賛第3章 アウトサイダー・アートの「発見」第4章 日本のアウトサイダー・アート第5章 未知の領域第6章 描かずにはいられないから描く―五つの展示室から「アウトサイダー・アート」とは、精神病患者や幻視家など、正規の美術教育を受けていない独学自修の作り手たちによる作品を指す。近年、日本でも関心が急速に高まりつつある、「もうひとつのアート」の魅力に迫る。   Honya Club.com


JPY ¥3,300
芸術精神の発露は捨て身の跳躍にある。ゲーテ、ヘルダーリン、ニーチェ、ツェラーン―18世紀から現代に至る詩人=思想家の内的論理を探求し、言葉と音楽、内面と外界、生活と表現を飛躍させつつ結ぶ"魂の形式"を明かす。創造のパッションに肉迫する論考!「プロメテウス」と「人間の限界」―ゲーテ詩の一断面ドイツ古典主義の隘路―ゲーテの詩「ガニュメート」ゲーテと音楽書簡に見る詩心―ヘルダーリン危機の詩人ヘルダーリンニーチェにおけるヘルダーリン受容マックス・コメレルの詩論パウル・ツェラーンの「子午線」晩年スタイル―アドルノをめぐって   Honya Club.com

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過ぎ去ったひと、同時代の哲学者、ユダヤ人作家…。著者レヴィナスの人と思想につながる12の固有名たちをアルファベット順に論じた本書は、われわれの時代と民族と、それを引き受ける個人の思索の偉大な力とを十全に伝える。初の作家論集。アグノン 詩と復活マルチン・ブーバーと認識の理論マルチン・ブーバーとの対話パウル・ツェラン 存在から他者へジャンヌ・ドゥロム ペネロペーもしくは様相的思考ジャック・デリダ まったく別の仕方でエドモン・ジャベスの今日キルケゴール 実存と倫理『生けるキルケゴール』をめぐってジャン・ラクロワ 哲学と宗教ロジェ・ラポルトと幽き沈黙の声マックス・ピカートと顔プルーストにおける他者ヘルマン・レオ・ファン・ブレダ神父ジャン・ヴァールと感情無名 旗なき名誉   Honya Club.com


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ロシア系ユダヤ人の作曲家グリゴリー・クレイン。モスクワでパウル・ユオン、レインゴリト・グリエールに師事し、1905年から1908年まではライプツィヒでマックス・レーガーに師事。1913年からはユダヤ民族音楽協会モスクワ支部に加入し、当時の主要な作曲家の一人として認められました。このアルバムには、グリーグや師であるレーガーの影響が感じられる初期の作品から、スクリャービンを思わせる複雑な和声を用いた中期から円熟期の作品を収録。ソナタ以外は世界初録音となるクレインの知られざる曲をイギリス出身の名手ジョナサン・パウエルの演奏でお聴きいただけます。 (C)RS   Honya Club.com


JPY ¥3,850
1900年マールブルク生まれの解釈学哲学の巨匠ガーダマーによる、若き日の学問形成と交友を緻密かつ鋭く描き出したユーモアにあふれる自伝。ナチス台頭期のドイツの大学の学内情勢を哲学教師として証言するとともにハイデガーやヤスパースをはじめ、レーヴィットやブルトマン、クルティウスといった20世紀前半のキラ星のごとき哲学者、思想家たちとの知的交渉を、時代の雰囲気を濃密に漂わせた筆致のなかに豊かに造形した社会思想史の書でもある。フィロソフィア双書からの新装復刊。ブレスラウでの少年時代マールブルクの思い出ライプツィヒフランクフルト間奏曲ハイデルベルク解釈学的哲学の巨匠による二十世紀ドイツの思想史的回顧。ハイデガーはじめ著名・無名の知人・友人との自己形成期における知的交渉を躍動感豊かに描き出す。目次ブレスラウでの少年時代マールブルクの思い出 学生時代 彷徨時代 講師時代 パウル・ナートルプ マックス・シェーラー オスカル・シューラー マックス・コメレルライプツィヒ 不安 幻想フランクフルト間奏曲 カール・ラインハルト ハンス・リップスハイデルベルク カール・ヤスパース マルティーン・ハイデガー ゲールハルト・クリューガー カール・レーヴィット補遺 ルードルフ・ブルトマン リヒァルト・クローナー訳者後記(新版への訳者後記)人名索引   Honya Club.com


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力なき者がそれでも生きつづけるための「悪意と戦略」。迂回、先回り、横道の探索―画家のぎりぎりの闘いの痕跡を追いかけた「批評家」が、私たちに宛てた/仕掛けた最期の「手紙」。1 クレー作品に対抗する為の脈絡なき幾つかの精神史的準備運動(クレーからのメッセージ;クレー観の修正;表象の地獄あるいは無限に自己参照するユートピア;十七世紀の表象から十九世紀の表象を逆照射してみる。;十七世紀の表象の特異性からクレーへ;改めて『ラス・メニーナス』を「観る」、ただし斜に構えて。;『紀元前五五年、ある極めてささやかな自身』―あるいはマックス・エルンスト試論のためのごくささやかな覚え書き;ピカソ・デ・コンストラクション;クレーをめぐる三つの旅)2 「中間領域」に参入するための脈絡なき幾つかのルポルタージュ(冥界の天使たち―上と下;踏み越えるもの―「むこう」と「こちら」;庭の修辞学―自然と人工のスパイラル・ゲーム;描かれたテクスト―文字と画像の戦略的考古学;どっちつかずのものたち―四大とその住人たち;境界線上のモニュメント―生と死の狭間で)力なき者がそれでも生き続けるための「悪意と戦略」。20世紀の暴力に絵筆で挑んだ画家のぎりぎりの闘いを追跡した批評家からの最期の手紙。生死を両眼にとらえながら生きた筆者の、もうひとつのパウル・クレー論。   Honya Club.com


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マックス・フォン・シドー~リヴ・ウルマン   ブックオフオンライン【PC・携帯共通】


JPY ¥3,080
ノーベル化学賞と20世紀スバンテ・アレニウスアーネスト・ラザフォードイレーヌ・ジョリオ‐キュリーゲオルク・ヘヴェシーオットー・ハーンウェンデル・スタンリーアーネ・ティセリウスライナス・ポーリングフレデリック・サンガーマックス・ペルーツドロシー・ホジキンウォルター・ギルバートリチャード・エルンストキャリー・マリスパウル・クルッツェンアハメド・ズヴェイルノーベル化学賞受賞者一覧知っているようで知らない、ノーベル賞とその受賞者の業績をわかりやすく解説。本巻では、ラザフォード、イレーヌ・ジョリオ・キュリー、ポーリングら、ノーベル化学賞を受賞した人々を取り上げる。   Honya Club.com


JPY ¥2,125
中世 ルネサンス音楽の大家=ネーヴェル率いるウエルガス・アンサンブルが、 なんとレーガーの合唱曲に取り組んだ! インマゼールも参加。 このアルバムは、中世とルネサンスのポリフォニック音楽で50年以上にわたって数多くの再発見を行ってきたウエルガス・アンサンブルが、ドイツのロマン派作曲家マックス・レーガーの作品をフィーチャーしたものです。合唱作品のスペシャリストのパウル・ヴァン・ネーヴェルが率いる   HMV&BOOKS online


JPY ¥2,297
スタイナー:映画音楽集 MARCO POLOより移行盤。名付け親はリヒャルト・シュトラウス、ブラームスにピアノを師事しマーラーから作曲を学んだ神童マクシミリアン・ラオウル・ヴァルター・シュタイナー。このコルンゴルトもびっくりの経歴を持つ音楽家は、後にハリウッドで映画『キングコング』の音楽で名声を博すマックス・スタイナー[1888-1971]です。  ここでは彼の代表作である『コングの復讐』と元祖   HMV&BOOKS online


JPY ¥2,343
20世紀を代表するヴァイオリニスト、アドルフ・ブッシュ。ドイツに生まれ、学生時代から作曲家を目指していたという彼は、ヴァイオリンを演奏するかたわら、100を超える作品を遺しています。彼は10代の頃に出会って親交を結んだマックス・レーガーから強い影響を受けており、作品にもレーガーが用いた和声言語が認められます。またモーツァルトやブラームスの室内楽にも精通していたこともあり、古典派やロマン派の大作曲家たちの作曲技法も受け継いでいます。彼は12音技法などの20世紀の様式を用いることはなく、そのため同時代の批評家たちから非難されたこともありましたが、その独自の作風は聴くべきところザラストロ弦楽四重奏団はワインガルトナーやパウル・ユオンの弦楽四重奏曲の録音で高く評価されている1994年にヴィンタートゥールで結成されたアンサンブル。後期古典派からロマン派のレパートリーと得意としています。フルートを演奏するヴェッキはスイスの奏者。トーンハレ管弦楽団の客演首席フルート奏者として日本にもたびたび訪れています。 (C)RS   Honya Club.com


JPY ¥2,420
ドイツ・ロマン主義芸術の基礎を築いたフィーリプ・オットー・ルンゲは、1805/06年に『ヒュルゼンベック家の子どもたち』を描いて、ドイツ美術史上もっとも有名な子どもの絵を生み出した。この作品に描かれた世界を手掛かりに、著者はルンゲの描法を英国の絵画や古典主義の絵画と比較し、さらにルンゲ自身の光と色彩の理論に関連づけながら分析している。それにより、ハンブルク美術館に収められているこの作品が、内容と形式を見事に一致させることで、子供たちのふるまいが段階を追って発展していく様子を他にない仕方で表現していることが明らかにされている。同様にこの作品が、ナイーブなものを芸術を通じて意識に昇らせることで、失われた楽園に対するロマン主義的な理念を描き出していることも示されている。またこの作品を鑑賞するのにふさわしい態度についても、同時代の文献によって説明されている。こうして、著者の体系的な考察はドイツ・ロマン主義の芸術的思考を解くための鍵を与えてくれている。最後にルンゲと『ヒュルゼンベック家の子どもたち』の影響力が、ロマン主義の画家たちだけでなく、カール・フリードリヒ・シンケルや、マックス・エルンスト、パウル・クレーのようなモダン・アートの古典的な画家たちにまで及んでいることが指摘されている。第1章 場所第2章 英国の例第3章 線的な様式第4章 光と立体第5章 手でつかむということ第6章 意識の展開第7章 閉め出された未来第8章 子どもの独自性第9章 無垢なものへの省察第10章 絵画と観照者第11章 影響ドイツ・ロマン主義芸術の基礎を築いた一人フィーリプ・オットー・ルンゲ。本書はルンゲが生きた時代と、ルンゲが描いた「ヒュルゼンベック家の子どもたち」とその後の時代への影響力を、沢山の絵画ととも   Honya Club.com


JPY ¥2,001
作曲者生誕80周年ライヴ ベーム/『ナクソス島のアリアドネ』 全体的な音質の古さは否めませんが、ベームの力のこもった指揮のもとドラマテックな熱演が魅力的なアルバムです。(アルブレー) ・R.シュトラウス:歌劇『ナクソス島のアリアドネ』全曲  マリア・ライニング(アリアドネ)  アルダ・ノーニ(ツェルビネッタ)  イルムガルト・ゼーフリート(作曲家)  マックス・ローレンツ(バッカス)  パウル   HMV&BOOKS online


JPY ¥4,620
第二次大戦の傷跡生々しいウィーンで、若い男と女がめぐり合った。後に20世紀文学の煌く星となる二人。激しい恋のさなか、男は新天地パリに忽然と旅立つ…200通になんなんとする手紙に表わされた、20世紀文学の奇跡的ドキュメント。第1部 インゲボルク・バッハマン/パウル・ツェラン往復書簡第2部 パウル・ツェラン/マックス・フリッシュ往復書簡第3部 インゲボルク・バッハマン/ジゼル・ツェラン‐レトランジュ往復書簡第4部 図版第5部 書簡集原注第2次大戦の傷跡生々しいウィーンで、後に20世紀文学の煌く星となる若い男女が巡り合った。激しい恋の最中、男はパリに旅立つ…。200通になんなんとする手紙に表された、20世紀文学の奇跡的ドキュメント。   Honya Club.com


JPY ¥3,718
パンチョ・ヴラディゲロフ(1899-1978)はブルガリアの近代作曲家。1933年にはブルガリア現代音楽協会の創立メンバーに名を連ねるなど、ブルガリア音楽史に名を遺す重要な人物です。少年時代から作曲とピアノを始めたヴラディゲロフは、やがてベルリンへ移住し、ベルリン高等音楽院でパウル・ユオン、プロイセン芸術アカデミーでフリードリヒ・ゲルンスハイムとゲオルク・シューマンに作曲を師事しました。1920年代から1935年まで、ベルリン・ドイツ劇場で演出家マックス・ラインハルトの下で作曲家とピアニストを務めた後、ブルガリアに帰国。ブルガリア国立音楽院でピアノを教えるとともに、幅広いジャンルの作品を書き上げヨーロッパ、ロシア、アメリカなどで演奏され高く評価されています。没後、彼の作品は忘れられかけてしまいましたが、21世紀になって再度注目を浴びるようになり、いくつかの録音も生まれています。そんなヴラディゲロフですが、ブルガリアでは1970年代に一連の録音が製作されており、Capriccioレーベルにはアルバム18枚分にも及ぶ音源が遺されています。 (C)RS   Honya Club.com


JPY ¥2,141
グリゴリー・クレイン:ピアノ作品集 ロシア系ユダヤ人の作曲家グリゴリー・クレイン。モスクワでパウル・ユオン、レインゴリト・グリエールに師事し、1905年から1908年まではライプツィヒでマックス・レーガーに師事。1913年からはユダヤ民族音楽協会モスクワ支部に加入し、当時の主要な作曲家の一人として認められました。  このアルバムには、グリーグや師であるレーガーの影響が感じられる初期の作品から、ス   HMV&BOOKS online


JPY ¥4,400
新たな技術・メディアが驚異的な発展を遂げた19世紀末から20世紀初頭まで、文学や芸術だけでなく、音楽や建築文化、映像メディアなどがドイツの人々に圧倒的に支持されていた。冷めた合理性に裏打ちされる新たな技術と祝祭性を伴う熱狂の狭間で揺れ動いたドイツの芸術文化の特異性を、当時の社会思想や社会状況も織り交ぜながらあぶり出す。第1部 陶酔のテクノロジー(機械の陶酔のなかで;「おまえはカリガリにならなければならない!」―ヴァイマール映画における陶酔と越境の契機をめぐる一考察;陶酔と制御―アルフレート・デーブリーン『山と海と巨人』における技術)第2部 陶酔のディスクール(海の誘惑 身体の夢―G・ベンとS・フェレンツィにおける生物学と陶酔;エルンスト・ブロッホ『この時代の遺産』における陶酔の弁証法;陶酔のなかで共に生きる―ベンヤミンの麻薬実験と恍惚の集団性;陶酔と無調―奏でられ、歌われ、酔われる四重奏に向けて)第3部 陶酔の演出(第一次世界大戦中のパウル・ベッカーの思想と「世界観音楽」の終焉;アビ・ヴァールブルクにおける陶酔とメランコリーの認識法―ニンフとアトラスをめぐる「ムネモシュネ・アトラス」拡張の試み;技術と陶酔、演劇と祝祭―マックス・ラインハルトの場合;方法としての陶酔、材料としての人間、芸術家としての総統―ヴァイマール共和国における国家社会主義と「政治の美学化」)新たな技術・メディアが驚異的な発展を遂げて人々に圧倒的な支持を得た19世紀末から20世紀初頭に、冷めた合理性に裏打ちされる新たな技術と祝祭性を伴う熱狂の狭間で揺れ動いたドイツ文化の諸相を、当時の社会思想や社会状況も織り交ぜながらあぶり出す。   Honya Club.com


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アルテュール・グリュミオー(vn)~フランシス・オルヴァル(hr)~アルパド・ゲレッツ(vn)~マックス・ルズール(va)~パウル・サボ(vc)~フィリップ・メルムー(vc)~ジェルジ・シェベック(p)   ブックオフオンライン【PC・携帯共通】


JPY ¥2,001
ニルソン/『仮面舞踏会』全曲 ・ヴェルディ:歌劇『仮面舞踏会』全曲[ドイツ語歌唱]  セバスティアン・フェイエルジンガー(T:リッカルド)  ビルギット・ニルソン(S:アメーリア)  ヨゼフ・メッテルニヒ(Br:レナート)  エリカ・ケート(S:オスカル)  ジーン・マデイラ(Ms:ウルリカ)  マックス・プロブストル(T:サム)  ハンス・ヘルマン・ニッセン(Br:トム)  バイエルン放送   HMV&BOOKS online


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フランクフルト学派の成立には、神学者パウル・ティリッヒが多大な寄与を果たしていた。社会研究所の創設からアメリカ亡命後まで、ティリッヒと深い交流を続けた亡命知識人たち―アドルノやホルクハイマー、ブロッホ、フロム、マルクーゼなど―の大戦期・冷戦期の人間群像と、その思想的連帯や政治的対立を、貴重な新資料から浮き彫りにする。アドルノらの未邦訳テクストや書簡も収録。序章 パウル・ティリッヒとフランクフルト学派という主題をめぐって(フランクフルトの「ティリッヒ・クライス」;フランクフルト大学と社会研究所 ほか)第1章 マックス・ホルクハイマーとティリッヒ(対話のなかのパウル・ティリッヒとマックス・ホルクハイマー―これまで未公刊だった三つのテクスト(一九四二/四五);神学の最後の足跡―パウル・ティリッヒの遺産)第2章 テオドール・ヴィーゼングルント・アドルノとパウル・ティリッヒ(資料翻訳1アドルノ博士の"教授資格申請"論文「キルケゴール―美的なものの構築」についての所見;資料翻訳2テオドール・W・アドルノによるパウル・ティリッヒ批判 ほか)第3章 エーリヒ・フロムとパウル・ティリッヒ(フランクフルト時代以前のフロムとティリッヒ;フランクフルト時代のフロムとティリッヒ ほか)第4章 ヘルベルト・マルクーゼとパウル・ティリッヒ(亡命後のティリッヒとマルクーゼ;ティリッヒとマルクーゼの往復書簡)社会研究所の創設からアメリカ亡命後まで、ティリッヒと深い交流を続けた亡命知識人たちの大戦期・冷戦期の人間群像と、その思想的連帯や政治的対立を、貴重な新資料から浮き彫りにする。   Honya Club.com


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緒言 政治思想史における「魔術からの解放」1 マックス・ウェーバーにおける政治と宗教2 「専制神」と「解放のゲマインデ」3 ウェーバーとトレルチ4 価値合理性と目的合理性5 マックス・ウェーバーの大統領制論6 パウル・ティリッヒの政治思想7 「原初神話」と社会有機体説8 天皇制伝統と政教分離   Honya Club.com


JPY ¥5,280
戦後ドイツで最も権威高い文学賞の受賞者たちが文学と政治の難問やタブーに敢然と切り込んだ刮目すべき講演群。そこには、戦犯国家の負債を背に、冷戦から国家統一へ、戦後ドイツ社会の苦難の歩みが如実に照らし出されている。ビューヒナー・レーデ研究会の5年以上にわたる意欲的な共同研究の成果をいま世に問う、注目の労訳。ゴットフリート・ベン―ダルムシュタットでの講演エルンスト・クロイダー―ゲオルク・ビューヒナー賞の受賞に寄せてマルティン・ケッセル―ゲオルク・ビューヒナー賞の受賞に寄せてマリー・ルイーゼ・カシュニッツ―ゲオルク・ビューヒナー賞の受賞に寄せてカール・クローロ―知的快活さエーリヒ・ケストナー―ゲオルク・ビューヒナー賞の受賞に寄せてマックス・フリッシュ―亡命者たちギュンター・アイヒ―ゲオルク・ビューヒナー賞の受賞に寄せてパウル・ツェラーン―ゲオルク・ビューヒナー賞の受賞に寄せてハンス・エーリヒ・ノサック―そんな風にして彼は生きていった…〔ほか〕   Honya Club.com


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ヴィルヘルム期からヴァイマール共和国の成立に至る転換期ドイツにおいては、神学が「聖なる政治的精神」として機能していた。神学者・芸術家・出版人らによる多彩な思想的営為と時代精神を、同時代の政治的・社会的動向や芸術運動・文化状況に照らしつつ鮮やかに描き出す、神学から新たな光を当てるドイツ近現代思想史。プロローグ 聖なる政治的精神―近代ドイツ・プロテスタンティズムの二つの政治神学第1章 アドルフ・フォン・ハルナックとマックス・ヴェーバー―世紀末の二人のリベラル・ナショナリスト第2章 ゲオルク・ジンメルが見た転換期のドイツ神学―ヴィルヘルム期の国家神学とヴァイマールの神聖フロント世代の政治神学第3章 学問の市場化としての「学問における革命」―大学神学部と大学の外の神学第4章 ニーチェは神学を救うのか―ヴィルヘルム期からヴァイマール期の神学におけるニーチェの奇妙な流行第5章 ヴァイマールの神聖フロント世代の殿を戦うディートリヒ・ボンヘッファー第6章 神聖フロント世代の両義的な政治精神―パウル・ティリッヒとエマヌエル・ヒルシュにおける「民族的なもの」エピローグ プロテスタンティズムとナショナリズム転換期のドイツにおいては、神学が「聖なる政治的精神」として機能していた。神学者・芸術家らによる多彩な思想的営為と時代精神を、同時代の政治的・社会的動向や芸術運動・文化状況に照らしつつ鮮やかに描き出す。   Honya Club.com


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レーガー:管弦楽伴奏歌曲集 パウル・アルミン・エーデルマン、シュテファニー・イラーニ、ライナー・トロスト グレゴール・ビュール&プファルツ州立フィル ドイツの伝統を汲む管弦楽作品と重厚なオルガン作品で知られるマックス・レーガー。2016年はレーガーの没後100年にあたり、リリースされる数多くのアルバムは「知られざるレーガー作品」に光をあてたものが多く、この歌曲集もそのような1枚です。前半の6曲は   HMV&BOOKS online