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古代ギリシャの真空の概念から、最先端科学によるヒッグス粒子の探索まで、オックスフォード大学物理学教授がいざなう豊穣な「無」の世界への旅。1 空騒ぎ2 原子はどれくらい空っぽか?3 空間の正体4 波はどこで起きるのか?5 光に乗って旅をする6 自由空間の代償7 無限の海8 謎のヒッグス場9 新しい空虚をさがして世界から全て取り除いてしまったら、何が残るのか…。古代ギリシャの真空の概念から、最先端科学によるヒッグス粒子の探索まで、オックスフォード大学物理学教授が誘う、豊穣な「無」の世界への旅。   Honya Club.com


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科学の最前線で今、物質の見え方が大きく変わろうとしている。たとえば目の前にあるコップ。この確かな手触りや重さをもつモノを解体していくと、位置も形も特定できない量子が顕現する。科学の進歩で、ミクロの世界から何万光年もの宇宙の涯まで解明されると、モノの本性は、生成消滅を繰り返し、周囲との関係性に還元される抽象的な存在(コト)であることが判明した!較固たるモノの世界を記述したニュートンから、モノも時空も消え去ったコト的世界を描く最新科学理論まで、人類の知的進化の奔流を追う、スリリングな物理思想の旅。プロローグ モノからコトへ第1章 クラシック―モノの科学の黎明期(そもそも物質とはなんだろう;最後の魔術師、最初の物理学者―ニュートンの力学;偉大すぎるほど謙虚?―マクスウェルの電磁気学 ほか)第2章 モダン―科学革命の勃発(物質観の変革―アインシュタインの公式;アインシュタインとパンドラの匣;驚くべき量子の世界 ほか)第3章 ポストモダン―最先端の科学が見せるコトの世界(「無」から始まる宇宙;量子と宇宙がつながる!―ホーキング宇宙論;究極の仮説1―超ひも理論 ほか)エピローグ 色即是空の物理学確固たるモノの世界を記述したニュートンから、モノも時空も消え去ったコト的世界を描く最新科学理論まで、人類の知的進化の奔流を追う。複雑な数式を使わず、思索的に考えていく科学入門書。   Honya Club.com