腐蝕列島・日本これからどこへ行く?信号機を壊した責任を徹底追及。処方箋も提示した四回の対談を第一部とし、第二部には、高杉作品の全集と文庫に書いた解説をまとめて、高杉ワールドへの道案内とした。第1部 対談・高杉良×佐高信―「小泉・竹中路線」の深層構造(小泉・竹中路線の罪―「かんぽの宿」問題とマスメディアの劣化を問う;日本にリーダーはいなくなった―今の不景気は小泉・竹中不況だ;2008年の日本は「亡国から再生へ」―小泉・竹中虚構改革で得をしたのは米国だけだ;虚業ライブドアを太らせた小泉「改革」)第2部 佐高信が誘う高杉良の世界―ミドルの味方・高杉良(使命感に燃えた男の凄絶な生きざま―『生命燃ゆ』『虚構の城』;アンフェアな人事に翻弄されるサラリーマンの悲哀―『辞令』『指名解雇』;企業における「陽当たりの変化」―『人事異動』『広報室沈黙す』;"休息なき戦士"たちの苦悩―『人事権!』『管理職降格』 ほか)腐蝕列島・日本、これからどこへ行く。小泉・竹中改革路線を痛烈に批判した2人の対談と、高杉小説世界の中に「企業人の有り様」を見出す佐高信の道案内で構成。"罪深き新自由主義"を根底から断つための必読書。
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