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本書では、主に音声帯域のアナログ無線通信を実現するためのディジタル信号処理技術を、「フルディジタル無線機キットTRX‐305」を実例にして解説しています。ゲルマニュウム・ラジオで考える―アナログ信号処理とディジタル信号処理の違いサンプリング定理とその処理方法―アナログ信号をディジタル化する際の基礎信号処理のダイナミック・レンジ―プロセッシング・ゲインとディザを活用解析信号の意味とその生成方法―信号をI成分とQ成分に分離するディジタル・フィルタの種類と設計法―通信で広く使われるFIRタイプの実装法を中心にディジタル信号処理での演算の基礎―組み込み処理ではさまざまな制約があるさまざまな関数の組み込み方法―三角関数、CORDIC、対数の計算などサンプリング・レート変換―歪みをなくして効率的な処理を実現するためにノイズ・シェイピングの手法―ディジタル演算の無効桁を切り捨てずに利用する変調/復調を行う信号処理の基礎―無線通信で使用されるAM、SSB、FMの信号処理を中心にフルディジタル無線機実験キットTRX‐305―ダイレクト・サンプリングとFPGA+DSPによる変復調の実験を可能とするディジタル信号処理による変復調機能の実現―フルディジタル無線機実験キットTRX‐305での実装を例にして受信信号のスペクトラム表示機能を組み込む―I/Qデータをパソコンに送ってFFT処理するTRX‐305用DSPフレームワーク"Hirado"―DSPの復調アルゴリズムの実験をC言語で行えるディジタル信号処理サポート・ツール―FIRフィルタの係数計算とLCフィルタの設計AM、SSB、FMなど、音声帯域のアナログ無線通信を実現するためのディジタル信号処理技術を、「フルディジタル無線機キットTRX−305」を   Honya Club.com