JPY ¥1,056
スタンフォード校長は頭をかかえていた。化学実験室からの盗難、終業式の演劇に出演する女生徒の失踪に続き、教師二人が射殺されたのだ。校長は、来賓として訪れていた名探偵フェン教授に助力を求める。犯行現場に赴き、鋭い推理を披露するフェンだが、翌日村はずれの田舎家でまたもや殺人が…。J・D・カーに私淑しミステリをものした才人による、黄金期の香気漂う英国探偵小説。   Honya Club.com


JPY ¥2,200
蔵出しのワインに地の野菜を使った郷土料理。温かな人柄と素朴なインテリアに包まれて体も心も癒されるスローバカンスへ―。全部泊まれるトスカーナの宿。イタリア、田舎のバカンスへトスカーナMAPヴィッラ・ノットーラ―美味なるワインの里モンテプルチアーノ名門ワイナリーのアグリツーリズモラ・ピエブッチャ―素朴なマンマの手料理に舌鼓農村に佇むオーガニックな田舎宿ラヴァーニ―1400年代から続くフラントイオ「本物」のオリーブオイルが味わえる宿アグリツーリズモ・ファットーリア・ラ・ストリッシャ―ブドウ畑のまんなかに見つけたチャーミングな大人の隠れ家トッレ・サンタ・フローラ―サンクチュアリに建つ中世の塔13世紀の修道院を改造した田舎ホテルルレー・サン・ジュスティーノ―糸杉の木立に囲まれた瀟洒な佇まい丘の上の貴族の館ホテルホデーレ・ラ・チェッパ―伝統的なスタイルを保ちながら完璧な修復で快適に生まれ変わった田舎家イル・コッレ・デッリ・ウリーヴィ―南イタリアの陽光きらめくオリーブの森でプチバカンスロガンダ・ロサーティ―森に抱かれた小さな田舎宿 土と木と太陽の香りに包まれてイタリア中部、トスカーナとその周辺に点在する9軒のアグリツーリズモを紹介する写真集。田舎宿の素朴なインテリアを中心に、郷土料理、人情味溢れる人々など、心からくつろげるスローな暮らしをまとめた1冊。   Honya Club.com


JPY ¥2,200
ゆったりと手をかける「八ヶ岳スタイル」で夢見た庭が実現できます!ロンドンからコッツウォルズへ、イギリスガーデン紀行つき。1章 八ヶ岳 憧れのナチュラルガーデン(Cottage Garden イギリスの田舎家の庭のように;Herb Garden 愛らしいハーブの花が香り豊かに咲く;Leaf Garden 樹木と葉ものだけでダイナミックに ほか)2章 ナチュラルガーデンの作り方 7か条(美しい花壇の作り方―色、形、高さのバランスをとる;シンボルツリーで、フォーカルポイントを作る;アーチ、ウォールで立体的な庭を作る ほか)3章 八ヶ岳ガーデンの四季(季節の花が次々と咲く小さな丘;林の中の美しい四季)ゆったりと手をかける「八ケ岳スタイル」で、夢見た庭が実現できる。洋書のような「八ケ岳のナチュラルガーデン」を素材に、ナチュラルガーデンの作り方と美しい庭の実例が満載。イギリスガーデン紀行付き。   Honya Club.com


JPY ¥2,200
ゆったり過ごせる部屋感覚の庭。心からくつろげる緑の美しいテラスやデッキ憧れの西洋田舎家のくつろぎ、和の意匠を取り入れた風情ある庭…。テラス、デッキのあるすてきな庭を集めました。巻頭特集 アウトドアリビングで光と風を楽しむ1 ゆったり過ごせる部屋感覚の庭2 心からくつろげる緑が美しいデッキ&テラス3 憧れを形にした西洋田舎家のくつろぎ4 和の意匠を取り入れた風情ある庭5 ベランダ、バルコニー、屋上につくったアウトドアリビングゆったり過ごせる部屋感覚の庭、緑の美しいテラスやデッキ、和の意匠を取り入れた風情ある庭など、テラス・デッキのある素敵な庭を多数紹介。また、デッキ・テラスの素材と作り方や、予算とプランニングを解説。   Honya Club.com

(PR) 庭の旅

JPY ¥1,980
イギリスでガーデンデザインを学んだ造園家夫妻が各地の庭を訪ねるなかで見いだした人と自然がともに生きる生活。私たちの人生を変えた庭―田舎家の庭と田園の集落「もやい直しば始めんば」―共同体を生き返られた庭・水俣市庭園に暮らす―バリ島アマンダリの人と風と大地今も生き続ける一六世紀の生活文化運動―露地草庵大自然に祈りを託す―「月の桂の庭」近代庭園プロデューサー小川治兵衛の庭―京都市南禅寺無鄰菴コホロギの庭―室生犀星と自然との距離デザインは齢を重ねた心の地図―造園家が暮らす小さな山荘と小さな庭装景家よ、来るべき幸福を、自然の中から導き出す予言者たれ!―宮沢賢治が描いた庭園の夢穏やかな日常―屋敷林の内側に自給自足の楽園が英国庭園のルネサンス―ヘリガンの失われた庭園日本のランドスケープ―庭園建築としての日光東照宮公園って何?―昭和記念公園の挑戦神と人の共生―神庭に舞う高千穂夜神楽イギリスでガーデンデザインを学んだ造園家夫妻が、各地の庭を訪ねるなかで見いだした、人と自然がともに生きる生活。古今東西の庭の奥深さを美しい写真とともに紹介する。   Honya Club.com


JPY ¥1,430
自らが奇人、変人であり、同時に奇人、変人を愛した人。「迷留辺」=迷い留まる所で、メルヘン的な生き方を貫き通し、イギリスの田舎家風の建物を作り、殆ど何もしないかの如く生きた内田勇三郎。律儀さと図々しさの奇妙な併存の中で、「内田クレペリン検査」―わが国で今でも最もよく使われている心理テスト―を考案した彼は、奇人の大関格(この本では小結と書かれているが)の人と言ってもいいだろう。この本は息子(純平氏)の書いた心暖まる挿話集である。第1章 迷留辺荘主人あれやこれや第2章 内田勇三郎、片々咄第3章 内田勇三郎の学問(しごと)―息子からみて第4章 迷留辺荘、ワンダーランド   Honya Club.com


JPY ¥4,180
ウィリアム・ダンカン―主人である郷士ウィリアム・チヴァーズを殺害した廉で、一八〇七年三月、有罪を宣告され、流刑を言い渡されるジョージ・アレン―癩癇患者。三人のわが子を殺害した罪で、一八〇七年三月三十日、スタフォードで処刑されるマーサ・オールデン―ノーフォーク州のアトルバラ付近の田舎家で夫を殺害した罪により、一八〇七年七月三十一日、処刑に付されるロバート・パウエル―飢えに苦しむ占い師で、一八〇七年、詐欺を働いた浮浪者として罪を問われ、ミドルセックス州の微罪裁判官たちにより、有罪を宣告されるジョン・アーモンド―遺書を偽造した容疑により、一八〇七年十二月の開廷期の裁判で有罪を宣告され、ニューゲイト監獄前で処刑されるリチャード・オウエン―落し物をした振りをして人を騙し、一八〇八年一月に開かれた中央刑事裁判所における裁判で、流刑を言い渡されるウィリアム・ウォーカー―ミドルセックス州の国民軍の兵士。六ペンスと一ペニーの銅貨を奪った罪で処刑を宣告されるが、一八〇八年、犠牲者の要望に従って罪を軽減されるトマス・シモンズ―二重殺人の罪で、一八〇八年三月七日、ハートフォードで処刑されるジョン・シェパード―暴動を起こし、監獄に放火した容疑で、一八〇八年六月、ランカスターで有罪を宣告される郷士ヘクター・キャンベル―無免許で医師の仕事をした廉で、一八〇八年、罰金を科された上、投獄される〔ほか〕様々な罪によりニューゲイト監獄に収監された、実在の犯罪者たちの記録。個性豊かな悪人たちの冒険は、時代や社会の歪を映し出すと同時に、多くの作家の心をとらえる「悪」の意味を問いかける。全5巻完結。   Honya Club.com


JPY ¥2,200
メゾン・ドットとはプロヴァンスMAPル・ジャ・ドゥ・ランジュ 都会人の憧れを実現させたラヴェンダー畑とポタジェ(菜園)のあるライフスタイルラ・バルジャキエール インテリアとおもてなしの心が暖かく迎えてくれる家ル・リマ 白にこだわり、上質な白だけでまとめたマダムの宿はアヴィニョンの街の中心にシャンブル・ドット・アン・ヴィル リュベロンの基点、アプトの広場にある快適な隠れ家シャンブル・ドゥ・セジュール・アヴェック・ヴュ アートギャラリーとメゾン・ドットの融合オ・ラランティ・デュ・リエール リュベロンの山並みを望みながら、プロヴァンス・ライフを楽しめるメゾン・ドットグランド・ベキュードゥ 広々としたスペースが気持ちまでゆったりさせる田園のなかの洗練された館ル・アラ・ドゥ・ロー リル・シュール・ラ・ゾルグの川辺で動物たちと過ごすメゾン・ドットドメーヌ・デ・グランジュ・デュ・ボスケ アンティーク家具が随所に活かされた館では、貸切パーティ、料理教室、セミナーもOK〔ほか〕メゾン・ドットは、ホテルの気楽さと田舎家のリラックスした居心地を同時に味わえる小さな宿。プロヴァンスのメゾン・ドットは、個性豊かなインテリアの宝庫。南仏への旅心をくすぐるインテリア写真集。   Honya Club.com


JPY ¥836
100年の昔から人々を悩ませ、また喜ばせてきた天才パズル作家たち。彼らが繰り出す傑作の数々に、いざ、挑戦。クラシック・パズル(ディオファントスの墓碑名;アポロニウスの問題;アルキメデスの小筥 ほか)サム・ロイドのパズル(4組の駆け落ち;バザーズ湾の鴨撃ち;リンカーンの枕木の問題 ほか)デュードニーのパズル(バグダッドの香油のパズル;10の林檎のパズル;4軒の田舎家 ほか)解答今から100年程前の欧米で活躍したパズル作家たち。今もパズル好きを魅了してやまない彼らの傑作問題を、当時のイラストとともに再現。天才パズル作家たちが繰り出す傑作の数々に、いざ、挑戦。   Honya Club.com


JPY ¥1,760
器は料理のきもの。北大路魯山人の器に、四季折々の料理を盛り付け、器本来の美しさを味わう。懐石料理でもてなす(春;夏;秋;冬)中庭、田舎家、御幸の間を愛でる茶懐石でもてなす魯山人のやきもの(俎板皿;備前;備前焼;青織部 ほか)「器は料理の着物」。美と食の天才の世界を、ゆかりの料亭八勝館が再現。北大路魯山人の器に、四季折々の料理を盛り付け、器本来の美しさを味わう。爼板皿、備前、乾山くずしなど魯山人の様々なやきものも紹介する。   Honya Club.com


JPY ¥2,640
生地ベルギーの田舎家から、一家で亡命して最終地アメリカへ。女優になり、劇団を主宰し、挫折して自己を発見する、多感な青春の回想。充実した40代の作品。第1部 熱をはらむ世界(「父の家では…」;追憶の緑野;ゲントの青春;ウォンデルヘムの田舎家;おお、わがアメリカよ!)第2部 詩人の教育(「私は不死鳥を見た」;ベルギーの学校;ケンブリッジのラテン高校;シヴィック・レパートリー劇団;パリの冬;不可能なキャンペーン;イギリスの春)   Honya Club.com


JPY ¥2,090
島の埠頭で、古都の路地で、田舎家の軒先で、一瞬レンズを見つめ、たちまち身をひるがえす。地上の全てのネコたちに捧げるオマージュに旅情をプラスした、とびきり幸せなフォト・コレクション。〈岩合光昭〉1950年東京都生まれ。フリーの写真家。野生動物を中心とした大自然を撮り続けている。写真集に「セレンゲティ」「ライオン家族」「スノーモンキー」など。    HMV&BOOKS online


JPY ¥1,760
巻頭企画は、「フランスの家をお手本にした住まい」。シャンブルドットに、南仏の田舎家、パリのアパルトマンなど、私たちが憧れるフランスの家。それを自分なりに解釈し、日本で暮らす我々が住みやすいようにアレンジして、カントリー流の「フランスの家」を実現した住まいをご紹介。あなたの「フランスの家」を、見つけてください。付録は4月スタートの、オリジナルスケジュール帳。ドール作家・毛塚千代さんの「糸食い」のカフェマットがモチーフで、書き込みスペースを工夫していますので、使いやすさには自信あり。【ガーデン企画】アンティークテイストのローズガーデン、小さな庭、宿根草の庭、本場フランスのガーデンなど、多彩なお庭をご紹介。カントリーならではの、個性的な庭の数々で誌上オープンガーデン開催です! 福間玲子さんに教わるハーブを使ったHOW TO企画第二弾は6ページにわたってたっぷり掲載。【フランス企画】『リサとガスパール』の著者夫妻の新居をルームツアー。リノベーションした住まいの美しさは圧巻です!人気インスタグラマー、エステルさんの、パリのアパルトマンを舞台にしたペイントを使った模様替え企画も注目です。塗料も詳細に解説しました。【対談企画】ドール作家・毛塚千代さんの対談企画、第二弾。今回は、同じ団地暮らしでお互いに影響を与えあったという、神戸のマリーさんこと、秋本真里さん。『私のカントリー』創生から部屋づくり・作家活動の黎明期、さらにはその情熱など、感動的なお話をしてくれました。【新連載】アーミッシュの暮らしが教えてくれることカントリーの原点、アーミッシュの人々の暮らし、今こそ私たちに必要です。美しい写真とともに、Down to Earth 山中麻葉さんのメッセージを受け取ってください。【DIY企画】『私のカントリー』を彩る   Honya Club.com


JPY ¥2,090
イギリスの最もイギリス的な庭。それがコテージ・ガーデン。草花や果樹。ハーブや野菜。庭にすむ小動物や園芸道具。などなど。毎日の庭仕事に役に立つ話題もいっぱい。簡素で自然な生活の愉しみをつづる、書き下ろしエッセー31篇。1 コテージ・ガーデンをつくりたい2 コテージ・ガーデンをつくりたい、もっと3 わたしの庭仕事4 庭の小さな友人たち5 庭道具たちのストーリー6 田舎家とコテージ・ガーデン散歩おわりに ノスタルジーの香る庭   Honya Club.com


JPY ¥1,980
ふつうの人たちが建てた理想の家―。50歳からの快適人生のすすめ。目の前の田園風景を借景にアウトドア感覚の家壁面すべて収納棚の高齢者用安心設計の住宅打ち放しのコンクリートと古材が生きる蔵の家自然体を貫く趣味の陶芸を楽しむ家生活カウンセラーが作ったこだわりの健康ハウス元船乗りがヒラメキで決めて作った船の家共働き夫婦が建てたワインセラーのある天空の城自然の恵みを取り入れた人に優しいソーラーハウス新築増改築を繰り返した茶室のある二世帯住宅ペット好き家族が作った猫部屋のある癒しの家妻のために作った演奏会専用ホール付きの家田舎家の匂いを盛り込んだひとり住まいの家50代あるいは定年を迎えて思う。わがままいっぱい、ふたりの溢れる夢を叶えるための家を建てたい…。そんな夢を実現させた12の家の話を紹介。建築家からのアドバイスも掲載、家作りを考えはじめたときに読む本。   Honya Club.com


JPY ¥1,100
1897年、早春。ホームズはコーンウォル半島の岬に建つ小さな田舎家で、完全な休養をとるはずだった。ブレンダ・トリジェニスが殺されるまでは。その夜、ブレンダとトランプをしていた2人の兄はすっかり気が狂い、部屋には他人が侵入した形跡は微塵もない。ただ、火を焚いた跡だけが残っていた。土地の牧師は悪魔の仕業だと言うが、つづけて第二の死者が…。『悪魔の足』とともに意外な結末が浮かびあがる。ウィステリア荘ジョン・スコット・エクルズ氏の奇妙な体験サンペトロの虎ブルース・パティントン設計書悪魔の足   Honya Club.com


JPY ¥1,980
もっと素敵にガーデニング。花とハーブのプロフィールを織り交ぜながら英国流コッテージライフの楽しみ方を紹介。プロローグ コルノビア物語オールドファッションハーブガーデンカラースキーム―英国風植物の植え方英国の田舎家に咲くハーブスポートレート(オールドローズ;シルバーリーブドハーブ;クリスマスローズ;スイートヴァイオレット;クローブピンク ほか)エピローグ 百花繚乱―邸館・庭園   Honya Club.com


JPY ¥2,200
近代‐前近代""西洋‐非西洋""都市‐農村"の二項対立にとどまりつづける都市研究。本書は、ロゴス的な都市学の限界を突破して、レンマ的な"あいだ"を開く新たな人間環境学の誕生を告げる。12名の論者が集い、今日の都市問題に多彩な光を投げかける。第1部 "あいだ"を開くために(日本的ソーシャルワークと"あいだ"の論理;宗教的ケアの理念と現実―「臨床宗教師」の制度化へ;公益法人を運営するということ―"脱中心化"と"再中心化"に即して;"縁"の倫理;建築とまちのリノベーション;持続可能な縮小都市の"かたち"―グローバル化時代の都市モデル模索)第2部 "かたち"の論理(パリの景観保全―「ピトレスク」をめぐって;琉球の都市と村落―集落の形成思想をめぐって;古代ギリシャの民主制と理性―都市の思想の源流;関一と「大大阪」―田園都市思想の実践;田舎家の"縁"―再発見・再利用された民家;ユネスコ学習都市構想の社会学)〈近代−前近代〉〈西洋−非西洋〉〈都市―農村〉の二項対立にとどまりつづける都市研究。本書は,ロゴス的な都市学の限界を突破して,レンマ的な〈あいだ〉を開く新たな人間環境学の誕生を告げる。12名の論者が集い,今日の都市問題に多彩な光を投げかける。   Honya Club.com


JPY ¥1,540
鷲のつばさ(スペイン)秘密のありか(イタリア)だれもいなくなった!(グリーンランド)ドールハウスの奇岩(フランス)宙吊りの家(スペイン)カナルハウスの夢(オランダ)数奇の田舎家(フランス)童話の島の童話本(クロアチア)壊したのはどこだ(オーストリア)冷たい夢(スウェーデン)〔ほか〕なんでこんなところに住んでいるのだろう…。世界中で見つけたふしぎな暮らしの風景のなかから、いつかは訪ねてみたいと誰もが思う、選りすぐりの珍景・奇景をまとめた写真集。   Honya Club.com


JPY ¥1,980
維新によって大打撃を受けた茶室は所有形態を変え、または移築が施され、後世に伝えられていった。あるいは古民家を改築し、さらには寺院の古材を組み込んだ茶室も作成された。時代の大きな変化に対して、したたかに生き延びたのである。そのようなところに着目すると、これまでになかった歴史の連続と拡がりがみえてくる。本書ではまずそこに注目し、話をすすめている。そして、その茶室・数寄屋が、ある意味で正反対の性格を持った近代建築に大きく影響を与え、あるいは近代建築そのものとして扱われた。なんとも逆説的な展開である。しかし近代建築が過去から切り離された特異なものではなく、連続する長い歴史の一コマだとするならば、当然のことでもある。主に後半部分はそれに関連したことがらについての話である。第1章 近代建築史としての茶室・数寄屋(和風建築・近代への昇華;近代の茶室・数寄屋)第2章 明治・公に位置する茶室・数寄屋(博物館・博覧会からの発信;庭園・公園と茶室・数寄屋;紅葉館と星岡茶寮)第3章 継承と新たな展開(井上馨と八窓庵;原三渓と三渓園;松永耳庵と柳瀬荘;茶室の寄進;民芸の茶室;数寄者を支えた技術者;田舎家からの系譜)第4章 近代的視点からの茶室・数寄屋(新しい生活様式と茶室;幾何学的な茶室;前衛と伝統)第5章 建築家と茶室・数寄屋(武田五一と藤井厚二;ブルーノ・タウトと桂離宮;堀口捨巳;吉田五十八;谷口吉郎;村野藤吾)移築や古材の転用、写しなどの手法を用いて、「歴史」を伝承してきた近代の茶室。本書では、その展開と歴史環境の意義について考察。自然環境的視点・文化環境的視点から見る近代建築物語。   Honya Club.com

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JPY ¥1,760
東のきもの西のきものなづな花咲く長じゅばん着物への別辞雑談小鳥の巣箱田舎家小鳥来る日夜半の友雨の一日〔ほか〕美味しいもの、美しい人、美しい音楽、美しい着物…。美しい、豊かなものを愛した森田たま。大正・昭和期に活躍した随筆家の作品を、新たな装丁で刊行。何気ないエピソードの数々が女性らしい視点から綴られている。   Honya Club.com


JPY ¥3,080
火鉢、煙突、暖炉、ストーヴ、レンジ…。暖をとったり調理したりと、日常生活に不可欠な「火」。これを屋内に持ち込み、より快適に利用するための工夫や発明の数々のあとを追いながら、新たに登場した設備・器具・燃料が人々の生活を具体的にどのように変えたかを、興味深いエピソードをまじえつつ、生きいきと紹介する。火との出会い―文明化への第一歩木を燃やす―古代の火煙突の出現―中世の炉辺木炭と火鉢―火を持ち運ぶコテージの暖炉―一六ー一七世紀、田舎家の炉辺炉辺の脇役たち―薪載せ台・焼串・ふいご…木炭から石炭へ―一六世紀、薪の不足と新しい燃料石炭用の火格子―暖炉と石炭高くなった石炭―一七世紀の燃料事情冷え冷えした壮麗さ―一六ー一八世紀、シャトーの暖炉〔ほか〕火を家屋に持ち込み、より快適に利用するための工夫や発明の数々のあとを、古代から現代まで丹念に追いながら紹介。新たに登場した設備・器具・燃料が人々の生活を具体的にどのように変えたかも解説する。   Honya Club.com


JPY ¥3,738
お部屋拝見お庭拝見料理とうつわ田舎家お軸拝見対談 八勝館の魅力を語る八勝館の数寄屋建築   Honya Club.com


JPY ¥5,940
建築物に積み重なる経験と記憶に寄り添うとき、そこには何が見えてくるのか。カントリー・ハウスや田舎家、郊外住宅から、都市の闇としてのスラムまで、テクストが描きだす多様な建築表象を歴史的・社会的文脈の中で読み解き、「イングリッシュな家」の神話を問い直す画期的な建築文学論。序章 イングリッシュな家のハビトゥス第1章 闇の奥の家―スラムをめぐるまなざしと表象第2章 スラムに聳えるネオ・ゴシック建築―夢に終わった中世の理想第3章 「混濁」した郊外と家―不可解な空間第4章 イングリッシュな農家屋―遺産の継承と社会第5章 「空っぽの貝殻」―消えゆくカントリー・ハウスの幻影第6章 建築物の詩学―ジョン・ベッチャマンと歴史的建築物建築物に積み重なる経験と記憶に寄り添うとき、そこには何が見えてくるのか。カントリー・ハウスや田舎家(コテッジ)、郊外住宅から、都市の闇としてのスラムまで、テクストが描きだす多様な建築表象を歴史的・社会的文脈の中で読み解き、「イングリッシュな家」の神話を問い直す画期的な建築文学論。   Honya Club.com


JPY ¥1,068
評判の名レストラン、噂のお店が辛口採点にまっ青。日本国内にあきたらず、香港で究極のグルメを実現。名店ガイド第三弾。サイバラコータリのおまけも収録。お騒がせシリーズ、ついに完結。はとバス「笹乃雪・おいらん」コースヴィノッキオ・デ・プレ近藤煉瓦亭田舎家(六本木西店)隅田川屋形船(三浦屋)星岡茶寮(本店)陸羽茶室・富臨飯店龍門海鮮酒家ザ・ペニンシュラ〔ほか〕   Honya Club.com


JPY ¥2,090
ネコは存在を隠したがる。どこにいても、自由。島の埠頭で、古都の路地で、田舎家の軒先で、一瞬レンズを見つめ、たちまち身をひるがえす。地上のすべてのネコたちに捧げるオマージュに旅情をプラス。とびきり幸せなフォト・コレクション。   Honya Club.com


JPY ¥1,650
外国の街並みや通りには、日本にはないものがたくさんある。映画では、スクリーンに何気なく映し出される家や窓、教会、田舎の風景などから、その国の独特の文化や歴史を感じることができる。しかも、その風景や事物は、監督の特別なこだわりのもとに繰り返し映し出されたり、ストーリーと絡んで重要な意味を担っていることが多い。作品の理解を深めるためにも、映画をよりいっそう楽しむためにも、そういった事物に関する知識を広めることは大切である。本書は、往年の作品はもちろん最近のものも含めて、イギリスを舞台にした30本の映画を取り上げ、その中の「異文化」について詳細な解説を試みたものである。著者自ら撮影した1万枚に及ぶ写真のうちから厳選した100葉あまりを添え、単なる言葉の説明だけでなく、ヴィジュアルな面からもアプローチができる。巻末には関連する英語表現も掲載している。1 『静かなる男』―巨大チェス盤をつくる「石垣」2 『落ちた偶像』―「エアリア」と呼ぶ不思議なスペース3 『ガス灯』―「テラス・ハウス」なればこその犯罪4 『心の旅路』―「エンドウ豆のスープ」という合い言葉の謎5 『ミニヴァー夫人』―「教会堂内」をひとわたり6 『メリー・ポピンズ』―つらく悲しい身の上は「煙突掃除人」7 『哀愁』―「カントリー・ハウス」は「田舎家」にあらず8 『秘密の花園』―「マナー・ハウス」とはどんなもの?9 『断崖』―ヒロインの住まいは「木骨造り」の家10 『三十九夜』―「反り橋」のある風景11 『赤い靴』―映画を演出するふたつの「窓」12 『ロブ・ロイ』―タータン模様は「ハイランダー」の心意気   Honya Club.com


JPY ¥572
父の療養のため田舎家レーンエンドへ移り住んだのは、ヴェリティーが19歳のときだった。町へ行く途中で、村の農場主の弟ストルーアンと偶然知り合った。楽しい日々も束の間、彼女は父の体を思い、冬の寒さを避けてポルトガルへ渡る。だが、そのかいもなく父を亡くし、再び戻ったとき、ストルーアンが結婚することを知った。あれから5年、ヴェリティーは恋人がいながら結婚に踏み切れない。彼女は閉ざされた自らの心に気づき、その"未決事項"を解くべく、またレーンエンドへ戻ってきた。   Honya Club.com


JPY ¥734
クリケット場に集まる紳士の群れ、コテージ・ガーデンの広がる田舎家、おいしい紅茶と機知に富んだ会話で楽しむティー・タイム…。だが、英国は本当に、日本人が憧れるような「大人の国」なのだろうか?ピーターラビットやナルニアに心引かれてロンドンに渡り、単身で在住する女性アーティストが、英国の文化と人をリアルな眼差しで捉えた、辛口エッセイ。第1章 大人は、かく振る舞いき(大人(たいじん)の国、英国;ガリヴァー隠遁記 ほか)第2章 英国紳士に髪結い亭主(紳士たちのいるところ;過去に片足 ほか)第3章 祖国リリパットに捧ぐ(「ピーターラビット」事件考;チャモマイル氏の災難 ほか)第4章 倫敦―私のホームタウン(ロンドンひとり暮らし術;やさしく「脱いで」 ほか)   Honya Club.com


JPY ¥2,200
ル・コルビュジエの南仏のカバノン。浪放作家、林芙美子の終の棲家、生活の手ざわりがある柳宗悦邸…。どんなに乱雑な部屋でも、あるいはある一つの趣味に統一された室内でも、最小限のスペースしかない家であろうとも、家からはそこに住まう人が見えてくる。家や部屋は、自己と非自己をへだてる免疫システムであり、持ち主らしさの立体コラージュでもある。そして私たちはもう一つの室内ともいえるパソコンを手にした。技術の変化とともに、変わっていく「私」の領域。人にとって居場所、家、部屋、私物、痕跡について考える。1 室内と痕跡(室内の観相学;最小限の住宅―ル・コルビュジエのカバノン;身体を補足する装置―ル・コルビュジエの家具 ほか)2 作家たちの家(偏奇館の『断腸亭日乗』―荷風の室内;木兎の家―童謡作家・白秋の田舎家;放浪ではなく終の棲家―林芙美子邸 ほか)3 室内と安全(「わたし」と「わたし」を隔てるもの;鍵=内と外を認識させる装置;防御・防護・遮断することをめぐって ほか)家や部屋は自己の換喩である。そしてパソコンのバァーチャルな私的空間も、あらたな私の痕跡である。技術の変化とともに変わっていく「私」の領域。人にとっての居場所、家、部屋、私物、痕跡について考える。   Honya Club.com


JPY ¥607
自然豊かで人情に厚いトスカーナに通うこと三十年、農園の田舎家を改造した民宿、アグリツーリズモの魅力を満喫した著者が、おすすめの宿とレストランを紹介する。ゆっくりおいしく旅する人必携の、資料編「トスカーナ・お勧めの宿と味」を巻末に収録。序章 アグリツーリズモとの出会い(ブリケッラ農園の一日;宮川秀之&マリーザ夫妻の開かれた家庭)第1章 マレンマの森とエトルリア人(トスカーナへの旅立ち;マレンマの森へ ほか)第2章 オルチア渓谷の夕陽(トスカーナのアグリツーリズモは、銘酒の宝庫;ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ一色の町 ほか)第3章 ムジェッロ谷の豊穣(フェッラガーモ家が蘇らせた中世の村;山道のヒッチハイク美女 ほか)第4章 ティレニア海のブドウ畑(フィレンツェ市内の農家の宿;ワイン街道、今昔 ほか)   Honya Club.com