校長次第で学校の格差が広がる時代。誰のために学校はあるのか。校長には何が求められるのか。希代の校長5人に問う、今、求められる校長の「覚悟」。第1章 木村泰子―すべての子どもの学習権を保障するために(何があっても子どもの命だけは守る覚悟;「説得」されるのではなく、「納得」して取り組む ほか)第2章 住田昌治―持続可能な学校をつくるサーバント・リーダーシップ(今の学校は「持続不可能」な状態に陥っている;求められる校長像の転換 ほか)第3章 西郷孝彦―自分で考え、行動できる人材の育成を目指して(3段階に分けて校則を全廃;変容する公立学校・教員の役割 ほか)第4章 小〓美惠子―公立学校に存在する「壁」の数々を溶かしていく(公立学校の存在意義を問い直す;学校にある多くの「壁」を溶かしていく ほか)第5章 新保元康―信頼・安心・貢献を柱に新しい時代の学校を創る(世界に誇れる日本の公立学校の曲がり角;今こそ原点を見つめ直す ほか)新学習指導要領、働き方改革と大きな教育改革が続くなか、足下では教員志望者減少など「学校受難の時代」。そのなかでも昨今、教員出身の校長先生による「学校づくり」が脚光を浴びています。その「学校づくり」において問われるのは、校長先生の「覚悟」。希代の校長先生5人のお話を通して、今、求められる校長先生の「覚悟」を、全国の校長先生、そして世に問います。木村泰子先生(元大阪市立大空小学校)西郷孝彦先生(世田谷区立桜丘中学校)住田昌治先生(横浜市立日枝小学校)小高美恵子先生(戸田市立戸田第二小学校)新保元康先生(元札幌市立屯田小学校)
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