とまらないグローバル・データ資本主義の背後でテクノロジーがフェイクも欲望も消費も加速させる時代に、わたしたちはどこに立ち、何に着目すれば持続可能な世界をつくることができるのか―"ユーザー""人間"のその先を見据えた幾多の思索とコンテキストが照らし出す、デザインと社会、理論と実践の接地面。最前線のデザインリサーチ99事例を紹介!1 AFTER‐GLOBALISM アフター・グローバリズム(Diversity ダイバーシティ―共創を通したインクルーシブなデザイン;Public パブリック―状況のなかにロジックを見つけ、仕組みをつくる;Mobility モビリティ―国境を越える「意地悪な問題」に対峙するデザイン)2 NEXT‐NETWORK ネクスト・ネットワーク(Archive アーカイブ―人と物と世界を往還する;Protocol プロトコル―コミュニケーション経路をデザインする;Fiction フィクション―現実と虚構のインターフェイスをデザインする)3 POST‐ANTHROPOCENE ポスト・アントロポセン(Algorithm アルゴリズム―アルゴリズムが統治する時代における機械中心主義のデザイン;Sustainability サステナビリティ―地球の有限性と共にデザインする;Inhuman インヒューマン―ポスト・アントロポセンにおける非人間たち(動物、地球、機械)との共創)合計99のデザインリサーチの実践例が描き出す、拡張する「デザイン」の現在形と未来!社会も、テクノロジーも、デザインを取り巻く利害関係も、ますます複雑化し混迷を極める世界において、今デザインはどこにあり、またデザインに何が求められているのでしょうか。本書で紹介するのは、そんな世界にあっても倫理を手放すこ
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