加齢とともに、誰しもがかかる可能性がある難病への新たな治療法として、幹細胞テクノロジーがいかに大きな効用をもたらすか、また、莫大なベネフィットを秘める幹細胞テクノロジーを、私たちが患者として利用できるようになるためには、どのような問題点をクリアすればいいのか、それらを、再生医療の実現に人生を捧げている5名の方々との対話を通して、本書で明らかにする。プロローグ 「幹細胞」は人の身体を再生するジェリー・ザッカー映画監督―幹細胞テクノロジーにもっと理解と支援をロビン・S・シャピロ法学博士―受精後14日目が、人間かヒト細胞物質かの分かれ目トーマス・P・ズワッカ博士―ES細胞はぶっち切りのナンバーワンキャサリン・M・バーファエル教授―究極の幹細胞MAP細胞発見アキレス・A・デメトリオゥ博士―肝臓移植への橋渡し役としてのバイオ人工肝臓エピローグ 幹細胞テクノロジーは病いと老いへの究極の武器難病克服の切り札・創薬の画期的材料として、再生医療に大きな夢を与えている胚性幹細胞とは何か。世界最先端の研究者ら5人にインタビューし、幹細胞テクノロジーの知識、医学的・政治的問題点をわかりやすく解説。
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