ザ・ジェイホークスは、1985年にマーク・オルソン(vo, g)、ゲイリー・ルーリス(vo, g)を中心にミネアポリスで結成された4人編成のバンドで、カントリーやフォークのエッセンスを漂わせながらアメリカのルーツ・ロックを最新の形で現代に甦らせて人気を得た。特に1995年作『トゥモロー・ザ・グリーン・グラス』は彼らの最高傑作であるだけでなく90年代のアメリカンロックを代表する一枚として知られている。この作品はゲイリー・ルーリスが手掛けた歌を中心に組まれており、新曲だけでなくデキシー・チックスとの「Everybody Knows」や「Bitter End」、ジェイコブ・ディランとの「Gonna Be a Darkness」等の共作をバンド・ヴァージョンで再演して収録。バラエティに富んだ内容ながら、廃れる事のないアメリカン・ロックの魂が息づく出来となった。 (C)RS
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