立地を知れば歴史が見える。都が北へ、内陸へと移動したのはなぜか。城郭が時には山の上に、時には平地に築かれた理由。どのようにして城下町が成立し、どのように都市が水陸交通と結びついていったのか。地形図や古地図、今も残る地形を読みながら、私たちがたどってきた歴史の底流を追う。大好評の歴史地理学入門第2弾。第1章 国土をどのように認識してきたのか―日本図を読む(古地図とは何か;古代国家の政策と「行基図」に関わりはあるのか ほか)第2章 宮や都を遷したのはなぜか(「内陸の宮」と「臨海の宮」;飛鳥諸宮と難波宮 ほか)第3章 古代・中世の山城と平地の居館(古代の山城の例―大宰府の大野城と椽城;近隣住民が逃げ込む城―「逃げ城」と神籠石 ほか)第4章 城はなぜ山から平地に移動したのか(山城から平城へ―上杉氏と毛利氏;山城から麓・平地への移動―鳥取城・岐阜城 ほか)第5章 都市はどのように交通と結びついていたか(街道の規模と機能;中世の貿易都市―堺・博多 ほか)立地を見れば歴史がわかる!地形と古地図で知る日本のなりたちベストセラー『地形と日本人』著者による歴史地理学入門第2弾!中世から近世の日本地図には何が描かれていたのか。都が北へ、内陸へと移動したのはなぜか。城郭が時には山の上に、時には平地に築かれた理由。どのようにして城下町が成立し、どのように都市が水陸交通と結びついていったのか。地形図や古地図、今も残る地形を読みながら、私たちがたどってきた歴史の底流を追う。大好評の歴史地理学入門第2弾。
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