広いサービスエリア全体にわたり、フラットな周波数特性と均一な音圧でサウンドを届けることのできるJBLプロ独自のHigh Definition Imaging (HDI)ホーンを搭載。正確な音像定位と共に明るく明瞭なJBLトーンをリスニングルームに響き渡らせます。STUDIO 698/680のフロアスタンディング・モデルには、中高域と低域のフィルター回路を入力端子ごと分離独立させ、混変調歪の発生を抑えたデュアルターミナル方式を採用。金メッキ仕様のショートバーを取り外してバイワイヤリング接続、バイアンプ駆動も楽しめます。--------------------大胆さと繊細さを絶妙なバランスで兼ね備えたサウンドで圧倒的リアリティを実現マランツ「M-CR612」と繋いで試聴。青空のようにカラッと晴れたバンドサウンドが心地よい。ボーカルのハイトーンが伸びやかに広がり、ピアノやアコギのハーモニーはほぐれが良く開放的。気持ちの良い鳴りっぷりだ。繊細なニュアンスの変化も的確に捉える。EDM系の楽曲の、重心が低く、柔らかな弾力感もあるリズムセクションは軽やかで思わず踊り出したくなる。オーケストラの軽やかさと艶っぽさを併せ持つ金管・弦楽器のハイトーンとも絶妙に相性が良く、雄大なホールの情景が思い浮かんでくる。また、同シリーズで5.1chサラウンド環境を構築して映画『ボヘミアン・ラプソディ』を視聴した。ピアノの明るい音色、熱量あふれるボーカルにいきなり引き込まれる。音像ににじみがなく、広々とした空間に定位する。ベースのリズムは立ち上がりが軽やかで、量感の豊かなバスドラムは切れ味するどく駆け抜ける。ライブステージが目の前に広がるようで、その広大なスケール感に圧倒されてしまった。ステージの迫力や熱気を肌で感じられるほどのリアリティを実現するSTUDIO 698は、お気に入りの映画と音楽を心ゆくまで味わいたくなる逸品だ。文:山本 敦※AV/オーディオ/ガジェット情報サイト「PHILE WEB」所収記事を短くまとめたものです。
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